2020年WRCに復帰!?スバルの今後に期待!

2019年06月17日

2020年WRCに復帰!?スバルの今後に期待!

かつてWRCでその名を世界中に轟かせたスバル。自動車販売台数の低下による予算の削減などによって、2008年にスバルはWRCから撤退することになりました。ですが、近年になってスバルがWRCに復帰するとの噂を耳にするようになっています。WRCに参戦している唯一の国産自動車メーカーであるトヨタも、スバルの復帰をサポートすると語っているようです。また、WRCのベース車両となる欧州Bセグメント・ハッチバックをスバルが開発しているという情報も入手しています。

スバルはWRCで猛威を振るっていた

引用元:https://toyotagazooracing.com/jp/wrc/special/2018/the-wrc-chronicle-07.html

スバルのモータースポーツといえばやはりWRC(世界ラリー選手権)です。現在はWRCから撤退しているスバルですが、スバルとWRCは切っても切り離せない関係にあります。スバルはもともとWRCではなく、アフリカを中心に開催されているサファリラリーに参戦していました。

2WDでの参戦が常識だった当時に4WDのレオーネで参戦したスバルは、無類の強さを発揮します。その後、WRCがグループA規定に移行したことをきっかけに、1990年からレガシィでWRCに参戦するようになりました。

レガシィでの成績は決して悪いものではありませんでしたが、トップ争いすることはあまりなく、いまいちぱっとしない戦績だったようです。

インプレッサの登場で成績は一気にトップへ

しかし、1993年シーズンの終盤、レガシィに代わってインプレッサがデビューします。

ホモロゲーション名は「インプレッサ555」です。レガシィに代わって導入されたインプレッサはデビュー戦にもかかわらず、2位という驚異的な速さを記録しました。翌年にはトヨタのエースドライバーであったカルロス・サインツがスバルに移籍。

インプレッサの熟成が進んだこととカルロス・サインツが移籍したことをきっかけに、WRCでのスバルの戦闘力は大幅に向上しました。1994年シーズンの第6戦でスバル初の優勝を果たしたあとは、マニファクチャラー部門で2位の成績を収めています。

1995年シーズンは8戦中5戦で優勝を獲得し、スバルはマニファクチャラー部門とドライバー部門でチャンピオンに輝きました。WRCへの本格参戦からわずか6年目の出来事です。その後もマニファクチャラー部門のチャンピオンを2年連続獲得し、スバルは1995年から1997年まで3連覇を成し遂げたのです。

インプレッサはグループA規定最強のラリーカーとして世界中から認知されることになり、スバルブランド自体が世界中に知れ渡ることになります。1990年代後半のWRCはスバル一強と言っても過言ではないほど、スバルは猛威を振るっていたのです。

新型ホットハッチを計画中?

スバルがWRCから撤退して10年が経過し、スバル=モータースポーツのイメージは徐々に薄れつつあります。日本市場ではそれなり、北米市場では大ヒットを記録しているスバル車ですが、欧州市場での売れ行きがぱっとしません。

モータースポーツとの結びつきが深い欧州市場は、F1やWRCなど、モータースポーツで活躍している自動車メーカーの車が人気になる傾向があります。WRCからの撤退が欧州市場でのブランド力低下を招いているようです。

しかし、2018年以降になって、スバルがWRCに再び参戦するのではないかという噂を耳にするようになりました。スバルが新たに開発している新型車が欧州Bセグメントに該当するハッチバック車らしく、これが噂の出所のようです。

ひと昔前のWRCの参戦車種はセダンが中心でしたが、昨今はリアが軽くコーナリング性能が高いコンパクトハッチバックがベースとなっています。スバルは人気のBセグメント・ハッチバック車でWRCに復帰することで、欧州市場でのブランド力向上と販売台数の増加を目論んでいる可能性は十分に考えられます。

2019年もしくは2020年に発売が予想されているスバルの新型ハッチバック車。スタイリングは現在のスバルのデザインテーマである「ダイナミック×ソリッド」を採用。躍動感と塊感を融合させた力強いスタイリングになることは間違いありません。

ヘッドライトやボディサイドには最新のスバルデザインを大きく反映。搭載するエンジンはコンパクトカーらしい小排気量の自然吸気エンジンと、新型レヴォーグにも搭載が予定されている1.8L水平対向4気筒直噴ターボエンジンとなる模様です。

スバルから欧州Bセグメント・ハッチバック車が登場するようなことになれば、スバルのWRC復帰は確実といっても過言ではありません。大勢のスバルファンはWRX STIとは異なる、新たなスポーツカーの登場を待望しています。

スバルの復帰をトヨタ社長も期待!

引用元:https://toyotagazooracing.com/jp/wrc/release/2019/rd06-day1.html

現在のWRCに国産自動車メーカーとしては唯一トヨタが参戦しています。トヨタは参戦2年目にしてマニファクチャラー部門でのチャンピオンを獲得するなど、輝かしい成績を収めていますが、その上でスバルのWRC復帰を待ち望んでいるそうです。

トヨタの豊田章男社長はかつてWRCを席巻したスバルや三菱と共にモータースポーツを盛り上げていきたいという思いがあります。そして、スバルや三菱がWRCに再び舞い戻ってくるのであれば、それを全面的にサポートするとも語っています。

スバルがWRCに復帰するとすれば、日本のモータースポーツ人気は再び盛り上がるでしょう。今のところスバルはノーコメントを貫いていますが、有力な情報によると、東京オリンピックやWRCが日本で開催されるかもしれない2020年に、スバルがWRCに復帰する可能性が高いといわれています。

まとめ

引用元:https://toyotagazooracing.com/jp/wrc/special/2018/the-wrc-chronicle-07.html

スバルがWRCの舞台に舞い戻ってくるようなことがあれば、日本中の車好きが再びモータースポーツへの熱を取り戻すことになるでしょう。日本勢がWRCで大活躍していた1990年代のように、トヨタ、スバル、三菱が競い合う姿をもう1度見てみたいものです。

スバルから欧州Bセグメント・ハッチバック車が発表されたら、それはスバルがWRCに復帰する合図だと考えても問題はありません。北米市場のような高い人気を世界中に広げるためにも、WRCをはじめとするモータースポーツ活動はスバルにとってマストな戦略です。

トヨタの豊田章男社長もスバルの復帰をサポートすると語っていることですし、スバルもWRCへの復帰を前向きに考えているのではないでしょうか。新型車を続々と発売しているスバルの今後に期待しましょう。