WRCで大活躍!スバルのラリーカー、インプレッサ WRXの魅力!

2019年06月17日

WRCで大活躍!スバルのラリーカー、インプレッサ WRXの魅力!

labelインプレッサ WRX STI label車雑学

スバルが世界ラリー選手権(WRC)で培った技術やノウハウを積極的に投入した、まさに集大成的なモデルであるインプレッサ WRX。スバルがWRCから撤退して10年が経過した現在でもそのDNAは受け継がれており、現在はインプレッサから独立した車種として、WRX STIおよびWRX S4が販売されています。今回はそんなWRX STIとWRX S4の魅力について迫ってみました。

WRCで大活躍していたスバル

引用元:https://gazoo.com/article/car_history/150508_1.html

1990年代のWRCを語る上で避けては通れない存在、それがスバルです。スバルはもともとレオーネやレガシィでWRCに挑戦していたのですが、大勢の人たちの記録に残るような成績は残せていませんでした。

しかし、WRCグループA規定に移行してから7年後の1994年、スバルはインプレッサを投入します。シーズン当初はマシンの熟成が進んでいないこともあり苦戦を強いられていましたが、熟成が進んだ1995年に念願のマニュファクチャラーズタイトルを獲得。

それから1997年までマニュファクチャラーズタイトル3連覇というかつてない記録を成し遂げました。その後は、最大のライバルである三菱が急速に戦闘力を向上したこともあり、マニュファクチャラーズタイトルを逃すこともありました。

しかし、1990年代のWRCは間違いなくスバルの黄金期でした。WRCで熾烈な争いを繰り広げたスバルと三菱の過激な走りは、モータースポーツを愛する世界中の人たちの記憶に刻み込まれています。

スバルがWRCから撤退した理由

引用元:https://gazoo.com/article/car_history/150508_1.html

スバルは2008年をもってWRCから撤退しています。日本の車好きにとってWRC=スバルと言っても過言ではないほどにスバルとWRCの結びつきは深いはずですが、それにもかかわらず、なぜスバルは最も活躍できる舞台であるWRCから撤退してしまったのでしょうか。

元々、スバルもとい富士重工業は、スバルのブランド力向上を図るためにWRCに参戦しています。日本だけでなく世界で通用する自動車メーカーに成長するためには、欧州市場での認知向上とスポーティーなイメージの確立が必要不可欠だったのです。

実際に1990年代にマニュファクチャラーズタイトル3連覇を成し遂げたことで、スバルのブランド力は大幅に向上しました。また、WRCで培ったノウハウを市販車の開発にフィードバックできたことも大きな成果だと述べています。

しかし、2000年代以降のスバルはWRCでの存在感を失いつつありました。また、リーマンショックをはじめとする世界的な経済混乱によりスバルを取り巻く経営環境が大きく悪化。入念に検討を重ねた結果、スバルはWRCから撤退することを決意したのです。

スバルのWRC復帰に期待する声は大きく、現在のWRCに唯一参戦している国内自動車メーカーであるトヨタも、スバルや三菱のWRC復帰を望んでいます。スバルが今後どのような決断をするかは分かりませんが、是非ともWRCへの復帰を期待したいですね。

スバルWRXの魅力

スバルがWRCから撤退して10年以上が経過しましたが、かつてWRCで活躍していたインプレッサは、現在もスバルの中核モデルとして人気を博しています。ただし、現在のインプレッサは純粋なファミリーカーとなっており、以前のインプレッサとは程遠いものです。

もちろん、スバルのイメージリーダーであった「インプレッサ WRX」も継続して販売されています。それが現在の「WRX STI/S4」です。WRX STI S4はインプレッサのスポーツモデルという立ち位置から独立して、新たなスポーツセダンとして開発されました。

発売は2014年。2009年現在で5年目というモデルサイクルに突入しており、大勢のスバルファンから親しまれている車種です。そんなスバル・WRX STI S4の魅力について、これから迫ってみたいと思います。

歴史

元々インプレッサのスポーツモデルとして販売されていたWRX。現行モデルであるVAG/VAB型の登場とともにインプレッサから独立しました。ちなみにVAB型は、WRX STIのことで、VAG型はWRX S4のことをさしています。

2013年に開催されたニューヨーク国際オートショーでコンセプトモデルが発表。その1年後に市販モデルとなるWRX STIが初公開されています。さらに数ヶ月後には北米で発売。欧州、そして日本へと徐々に販売網が広がって行きました。

2015年にはWRX STI・WRX S4共に一部改良を実施。高速走行時の快適性向上や先進安全装備の追加などが施されています。また、特別仕様車のS207を400台限定で発売。S207は、WRX STIをベースに専用チューンを施したメーカー純正コンプリートカーです。

2017年にはS207の改良型であるS208が450台限定で発売されました。エンジンや足回りなどを専用開発しただけでなく、内外装にも専用装備が追加されたチューンドモデルです。そして、2019年には北米向けにS209が発表され、大きな話題となっています。

特長

WRX最大の特徴は、WRX STIとWRX S4、仕様の異なる2種類のモデルが並行して販売されていることです。WRX STIは、インプレッサWRXの後継車種としてふさわしい優れたパフォーマンスを実現しています。

ボディタイプこそ4ドアセダンではありますが、国内のスポーツカー市場が縮小していることもあって、WRX STIは国産車屈指のハイパフォーマンスカーとして知られている存在です。サーキット走行においても国産車トップクラスの走りを実現しています。

本格的な走行性能を追求したWRX STIに対して、WRX S4はより視野の広いモデルとして開発が進められました。外観上の違いはほとんどありませんが、WRX STIよりもマイルドになっており、優れた走行性能とコンフォート性能を両立しています。

MTを操作して自分自身の手でマシンを操りたいと考えている人はWRX STI、もっと気軽にスポーツドライビングを楽しみたいという人はWRX S4がおすすめです。どちらをチョイスしても高い次元の走りを体感することができるでしょう。

スペック

次にWRX STI、WRX S4のスペックに迫ってみたいと思います。どちらも国産車としてはハイパフォーマンスなスペックを実現しているのですが、それぞれのモデルで若干差があるようです。まずはWRX STIのスペックからチェックしてみましょう。

エンジン 2.0L水平対向Ⅳ気筒ツインスクロールターボ
駆動方式 AWD
最高出力(PS/rpm) 308/6,400
最大トルク(kgm/rpm) 43.0/4,400
トランスミッション 6MT
全長×全幅×全高(mm) 4,595×1,795×1,475
車両重量(kg) 1,490

WRX STIが搭載しているエンジンは2.0L水平対向4気筒ツインスクロールターボエンジンです。先代WRX STIも同じエンジンを搭載していました。最高出力は308馬力、最大トルクは43.0kgmを発生する優れたエンジンに仕上がっています。

そんなハイパフォーマンスエンジンに組み合わせられるトランスミッションは6MTです。こちらは新開発ではなく、2000年から採用されているものを改良して搭載しています。駆動方式はもちろんスバルお得意の4WDです。

WRX STIはスバルのフラッグシップモデルであるレガシィB4、欧州Cセグメントに位置するインプレッサ G4の中間を担うという役割もあります。そのため、ボディサイズミドルクラスのセダンらしいちょうど良いサイズ感です。

従来のモデルと比べると車両重量が大きくなっているとはいえ、比較的軽量コンパクトなボディにハイパワーエンジンと4WDの組み合わせはまさに「WRX STI」を名乗るにふさわしいパッケージングです。国産屈指の最強マシンと言えるでしょう。

エンジン 2.0L水平対向Ⅳ気筒直噴ターボ”DIT”
駆動方式 AWD
最高出力(PS/rpm) 300/5,600
最大トルク(kgm/rpm) 40.8/2,000-4,800
トランスミッション スポーツリニアトロニック
全長×全幅×全高(mm) 4,595×1,795×1,475
車両重量(kg) 1,540

WRX S4が搭載しているエンジンは2.0L水平対向4気筒直噴ターボエンジンです。WRX STIと同じものではなく、スバル・レヴォーグと共通のエンジンを搭載しています。

最高出力は300馬力、最大トルクは40.8kgmとWRX STIの数値には劣りますが、それでもハイパフォーマンスだといえる出力トルクを実現しているエンジンです。トランスミッションにはスバル独自のスポーツリニアトロニックが採用されています。

スポーツリニアトロニックはいわゆるCVTですが、マニュアルモードに切り替えることが可能です。また、従来型よりも大幅に変速レスポンスが向上しています。CVTだからといって侮ることができないトランスミッションに仕上がっていることは間違いありません。

WRX S4もWRX STIと同じく駆動方式は4WDです。ボディサイズに関しても一切変わりありません。ただし、車両重量はWRX STIに比べ約50kg程度増加しています。それぞれのスペックを比較するとWRX STIとWRX S4のキャラクターの違いがわかりますね。

CARTUNEユーザーのWRXカスタム事例!

最後にWRX STIのCARTUNEユーザーのカスタム事例を紹介します。WRX S4はWRX STIに比べるとカスタム事例が少ないため、今回はWRX STIだけをピックアップさせていただきました。玄関に大きな違いはないのでWRX S4オーナーも参考にしてください。

今回ピックアップしたCARTUNEカスタム事例は5つです。どのカスタムカーもオーナーのこだわりを見て感じ取れるカッコいいカスタムに仕上がっています。これからWRX STIおよびWRX S4カスタムしたいと考えている人は必見です。

すばりすさんのカスタム事例

まず最初に紹介するのは、すばりすさんのWRX STIカスタム事例です。すばりすさんのWRX STIは、WRCで活躍していた頃のスバルとインプレッサを彷彿とさせるWRブルーパールのボディカラーとなっています。全体的にシンプルかつスポーティーなカスタムです。

装着しているエアロパーツやドアミラーにはレッドのアクセントが施されていてスポーティーな印象を高めています。やはりWRX STIはマッドフラップがよく似合いますね。すばりすさんのWRX STIはICUチューンを施しているそうで、さらに過激な走りを実現しています。

かみいちさんのカスタム事例

続いて紹介するのは、かみいちさんのWRX STIカスタム事例です。かみいちさんのWRX STIのボディカラーは鮮やかな色合いがスポーティーなピュアレッド。社外製フロントバンパーのデザインは大迫力でハイパフォーマンスマシンらしい存在感を放っています。

ボンネットダクトのあるブラックの社外製ボンネットはレーシーな印象を更に引き立てていますね。ドアミラーもボディ同色ではなくブラックになっているので引き締まった印象を受けます。装着しているホイールはボディカラーと同じベッドで一体感のあるカスタム事例です。

ブロンズ バブさんのカスタム事例

続いて紹介するのは、ブロンズバブさんのWRX STIカスタム事例です。ブロンズ バブさんのWRX STIのボディカラーは、最もオーソドックスかつ高い人気を誇るWRブルーパールとなっています。WRX STIのカスタムカーとしては珍しい足回りの完成度を追求したカスタム事例です。

フロントにリップスポイラーが装着されている以外は目立ったエアロパーツは装着されていません。しかし、オーバーフェンダーとディープリムホイールの組み合わせは存在感があって本当にカッコいいと思います。細いスポークが複雑に絡み合っているメッシュデザインはWRX STIの力強いデザインと相性ばっちりです。

まぁさんさんのカスタム事例

続いて紹介するのは、まぁさんさんのWRX STIカスタム事例です。まぁさんさんのWRX STIのボディカラーは、マッシブな印象の強いWRX STIに洗練された美しさをプラスするクリスタルホワイトパールとなっています。

フロントアンダーのリップスポイラーやディフューザーなど、エアロパーツを多数装着して攻撃的な印象が高まっています。トランクに装着された大型のGTウイングがダイナミックです。6スポークのホイールやエアロボンネットなど走行性能を重視したカスタム事例となっています。

コトネさんのカスタム事例

最後に紹介するのは、コトネさんのWRX STIカスタム事例です。コトネさんのWRX STIも人気のボディカラーであるWRブルーパールを採用しています。これほどまでに大掛かりなカスタムを施しているWRX STIは本当に珍しいです。

コトネさんのWRX STI程作り込むには莫大な予算と時間がかかります。大迫力のフロントバンパーとアクリル加工によって目力を増したヘッドライト、エアロボンネットによって存在感のある顔つきに仕上がっています。オーバーフェンダーとコンケーブホイールによって実現した足回りも見事です。

まとめ

今回はスバルのラインナップになくてはならない存在であるWRX STIとWRX S4について ご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。WRCから撤退して10年が経過したスバルですが、WRCに対する情熱がWRX STI、WRX S4に注ぎ込まれています。

WRCから撤退したことによって、以前ほどスポーティーなイメージはなくなってしまいましたが、WRX STIおよびWRX S4が誇るパフォーマンスは本物です。WRCで培った技術やノウハウがふんだんに盛り込まれているので高い走行性能を発揮します。

ご存知の通りWRX STIとWRX S4にはスバルの次世代デザインが反映されているため、近代的でカッコいいエクステリアです。スポーツ走行用のカスタムベースとしてもドレスアップ用のカスタムベースとしてもうってつけのモデルに仕上がっています。

これからWRX STI及びWRX S4をカスタムしようと考えている人は、ぜひCARTUNEを利用してみてください。上記でご紹介したカスタム事例のように、カッコいいWRX STIやWRX S4が日々投稿されています!