ポルシェ・ボクスターの中古車の選び方

2019年06月02日

ポルシェ・ボクスターの中古車の選び方

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ポルシェといえば、憧れを持つ方も多いのではないでしょうか。そんなポルシェの中でもルーフがオープンになるボクスターは特別な存在です。そんなポルシェ・ボクスターを中古で購入をお考えの方は選び方も気になるはずです。そんなボクスターの中古選びの際にチェックすべきポイントをご紹介します。

ポルシェ・ボクスターの中古車相場

まずはボクスターの中古相場を探ってみましょう。最新型の982型はまだまだ中古相場に出てきていないので、1996年から2004年に販売された986型、2004年から2012年に販売された987型、2012年から2016年に販売された981型の相場をご紹介します。

ボクスター986型

ポルシェ911の5代目にあたる996と共通部品が多いことで、販売終了から15年経っても人気を保持しているモデルです。そして、「乗るならやはり初代がいい!」と考えている方も多いはずです。

そんな986型ですが、中古相場は本体価格が100万円を少し切るあたりから160万円くらいが最も多いです。もちろん年式は古いものが多いのですが、走行距離は3万キロ未満のものもたくさんあります。

もちろん、走行距離の捉え方は人それぞれですが塗装などを見ても保存状態が良いものもあり、充分愛車にしても安心できるような車種も多く見られます。

ボクスター987型

シャシーは986と共通であり、今度はポルシェ911の977型と部品を半分以上共有しているモデルです。しかし、ディテールは初代の986と大きく変わり、ルーフの開閉も50km/hまでなら可能となっています。

この987型ですが、986型と比較すると価格はかなり高くなります。230万円台から徐々に在庫が増えてきて、350万円まで徐々に減っていくというイメージです。年式としても10年経っていない車種があることから、価格は高くなっています。

走行距離は986型と比較してもあまり変化はありません。デザインの好みによって986型と987型を選択するのが最も良いと思います。

ボクスター981型

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2016年まで新車販売されていた981型です。先代同様に911と共通部品が多いことも特徴ですが、シャシーの47%がアルミニウム、一部にはマグネシウム合金が使用されるなどボディ剛性向上に一役買っています。

そんな981型ですが、中古価格は500万円台が最も多いです。年式が若いものが多く、走行距離も1万キロ台のものが目立ちますのでこれまでの中古車と比較すると大きく異なりますね。

いくら大切に保管していたとしても、年式が古くなってくるとパーツは劣化していくものです。故障のリスクを少しでも減らしたい方は、思い切って981型を購入するのも良いかもしれませんね!

ボクスターの選び方って?

それでは本題のボクスター選びです。中古車選びは出会いなので、絶対に壊れない車種を購入するのは無理です。新車で購入してもすぐに壊れてしまう場合があるのが車です。しかし、そのリスクを少しでも減らすためのチェックポイントや、後悔しない選び方をご紹介します。

予算で選ぶ

先ほどの価格帯でご紹介した通り、ボクスターの価格はモデルにより大きく変わります。モデルチェンジが発表されると中古車の値段は下がってしまいます。これは、モデルチェンジで買い換える人がいるため中古市場が溢れてしまうという現状があります。

そこで、予算がどれくらいかによって購入する車種は変わります。無理をして購入するとお金のことを心配する毎日になってしまいますし、何か故障があった際に修理費を捻出できなければせっかく買った愛車に乗れなくなってしまいます。予算に合わせるということも大切なのです。

車両の状態で選ぶ

車両の状態は絶対に欠かせませんね。中古車として放置状態にありバッテリーが弱っていたとしてもアイドリングに妙な息継ぎがあるものなどはお勧めできません。また、ボディー周りを見てサビが認められるようであれば控えた方が良いでしょう。

サビは車のボディーを徐々に腐食させていきます。上から塗装しても防ぐことはできません。綺麗に取り除いて塗装を行えば解消されますが、完全に取り切ることは難しいのです。

また、足回りなど可能な限り確認し、ブッシュ周りの状態を確認してください。樹脂パーツは経年と共に劣化していきます。この劣化が激しいと交換しなければならないこともありますので、樹脂パーツの確認は欠かせません!

チューニング・カスタムされた車両を選ぶ

欧州車の特徴として、オプションパーツが豊富にありますので、ある程度カスタムされています。自分の好みに合ったオプションパーツがついているかは車選びで最も重要だと言えるでしょう。もし自分の好みと違い、後から変えようと思っても後付けできない場合もあります。

オプションパーツの選び方は何通りもありますのでなかなか自分の思い通りの車種には出会えないかもしれません。しかし、妥協ポイントを下げてしまうと後で後悔することにもなりかねません。

また、後付けでカスタムしていくと、かえって値段が高くなってしまう可能性もあります。自分の納得がいく車種を探すのは最重要です。中古車選びの参考にしてください。

こんなボクスターはやめておこう!

インターネットを検索しただけで中古車情報が見れる世の中になりました。そこで、選ぶ際に避けた方が良いポイントをご紹介していきます。予算との兼ね合いもありますが、ポイントを押さえておくと目当ての車を絞り込むことも可能になりますので参考にしてください。

修理歴ありの車種は避ける

修理歴のある車は極力避けた方が良いでしょう。修理歴があると価格は安くなりますので購入してしまう人もいます。しかし、よく考えると購入は極力避けた方が良いです。修理の程度にもよりますが、フレームに関連してくる修理歴はお勧めできません。

鉄の性質として一度曲がると強度が落ちてしまうのです。いくら綺麗に直しても、フレーム修正などが、かかっていればボディ剛性が落ちます。ひどいものになると特に攻めた走りをしなくても、軋みが異音となって現れたり雨漏りの原因になる場合があります。そのため、修理歴ありは避けた方が無難です。

年式が古いものは注意が必要

保存状態により車の状態は大きく異なりますが、年式が古いものに関してはそれなりの覚悟を持って購入しなければなりません。現状確認のポイントでも、ご紹介しましたが樹脂パーツは放置していると油分が抜けてどんどんヒビ割れてしまいます。

古い車も現在人気がありますが、修理しながら乗るという覚悟が必要です。気付いた時には新車が買えた、なんてことにもなりかねません。これらが心配な方は高年式の車を買うことをお勧めします。

走行距離は少ない方がいいの?多い方がいいの?

「走行距離は当然少ない方がいいに決まってるよ!」と即答してしまう方は注意してください。確かに、ダンパーや駆動関係へのダメージが少ないため走行距離が少ない車種は魅力的です。

しかし、年式が古い車種で走行距離が少ない場合は注意が必要です。走行距離が少ないということは、一定期間放置されていた可能性があります。放置された場合、エンジン内部にオイルが落ちきってしまうため、ダメージに繋がっている可能性があるのです。

これに関しては非常に難しい問題ですが、年間5000kmから10000kmの間がベストとされています。いくら電子制御が進んだ車であっても、エンジンはまだまだ機械です。機械製品の調子を保つためには動かすこととされています。

もし、エンジンの調子を第一に考える方であれば走行距離と年式を、ある程度考えながら選ぶことをお勧めします。駆動関係などのトラブルは起きるリスクがありますが、エンジンが元気な可能性が高いのです。

まとめ

ボクスターはボルシェの中でもかなり人気の車種になります。新しいモデルであればあるほど価格が大きく異なる車種でもありますので、予算と今後のカーライフを考えながら、ぴったりの車種を選ぶことが最高の選択だと言えますね!