アルファードのエンブレムのモチーフはなに? | CARTUNEマガジン
アルファードのエンブレムのモチーフはなに?

2019年05月23日 (更新:2020年06月18日)

アルファードのエンブレムのモチーフはなに?

メーカーによって違うエンブレムや同じメーカーでも車種によって違うエンブレムを見たことがある方も多くいらっしゃるでしょう。トヨタの最高級ミニバンとなるアルファードも、エンブレムが他の車種とは違うものになっており、今回はエンブレムのモチーフになっているものや意味について調べてみました。

アルファードってどんな車?

たっつるさんのアルファード30系の画像
たっつるさんのアルファード30系の画像
引用元:たっつるさんの投稿

トヨタが販売する市販車のミニバンクラスで最高級のクラスに位置づけされているのが、アルファードになります。外から見たエクステリアや中に入ったときに感じるインテリアの高級感は、ミニバンのフラッグシップモデルだからこそ感じられる車であると言えるでしょう。

そのスタイリングや内装の快適性から、公共企業などの公用車などに使われることが多くなっています。

アルファードの歴代車種

ファミリーカーとしても、公用車としても使用されているアルファードですが、今のような高級車としての位置づけが行われるまでには、様々な創意工夫がメーカー側によって行われてきました。今、販売されている現行型で3代目となるアルファードの歴代を紐解いていきましょう。

初代

ひろさんのアルファードATH10Wサスペンションの画像
ひろさんのアルファードATH10Wサスペンションの画像
引用元:ひろさんの投稿

初代アルファードが販売されたのが2002年のことです。月間目標販売台数は4000台となっており、日産エルグランドに対抗する車種として登場しました。日本市場の動向を見て、グレードによって直列4気筒を搭載しており、この狙いは販売価格の下限を引き下げて、新たな顧客を確保することにありました。

2代目

おう丸々さんのアルファードGGH20Wの画像
おう丸々さんのアルファードGGH20Wの画像
引用元:おう丸々さんの投稿

続いて2008年にフルモデルチェンジを行い、2代目アルファードが登場しました。2代目でも初代と同様に2.4Lの直列4気筒エンジンが搭載されたグレードがありました。そして、トヨタエスティマの上位互換車種という位置づけを明確にするために、V6の3.5Lが搭載されたグレードにはエスティマには無い高級感が演出されていました。

3代目

ヴァレンさんのアルファードAGH30Wの画像
ヴァレンさんのアルファードAGH30Wの画像
引用元:ヴァレンさんの投稿

2015年に再びフルモデルチェンジを行い、現行のアルファードとなっています。ミニバンクラスの高級車として確立した地位を確保したアルファードは、ミニバンとしてではなく高級車の位置づけを更に磨き上げるように開発されています。

アルファードのエンブレムの意味

のぶいもさんのアルファードAGH30Wの画像
のぶいもさんのアルファードAGH30Wの画像
引用元:のぶいもさんの投稿

初代から取り付けられているアルファードのエンブレムは、今販売されているアルファードにも使用されていますし、今後も使用されていくことになるでしょう。アルファードの車名の由来とも関係のあるエンブレムの意味をご紹介します。

星座の中で最も明るい星

トヨタ車に取り付けられているエンブレムと違い、アルファードは独自のエンブレムとなっています。そのエンブレムの意味と、アルファードという車名の由来はギリシャ語の「α(アルファ)」から来ています。意味は、「星座の中で最も明るい星」ということであり、エンブレムは「α」をモチーフにしたデザインとなっています。そして、アルファードの車名もこのαから来ているということになります。

独自のエンブレムを持った車種は他にもある!

実は、トヨタ車の中ではアルファード以外にも独自のエンブレムが使用されている車種が他にもあります。一部にはなりますが、独自のエンブレムを使用している車種をご紹介していきます。

エスクァイア

ビ ン タ ンさんのエスクァイアZRR80Gの画像
ビ ン タ ンさんのエスクァイアZRR80Gの画像
引用元:ビ ン タ ンさんの投稿

トヨタのミニバンクラスで販売されているのが「エスクァイア」です。エスクァイアの車名の由来は、男性を敬称で呼ぶ際に用いる「○○様」や「○○殿」という意味から来ています。そして、肝心のエンブレムについては、中性のヨーロッパの男性騎士をイメージした「剣」と「盾」が描かれているデザインになっています。

ヴォクシー

としぼーのVOXYさんのヴォクシーZRR80Wの画像
としぼーのVOXYさんのヴォクシーZRR80Wの画像
引用元:としぼーのVOXYさんの投稿

昔は「VOXY」と描かれていたエンブレムなのですが、現在販売されているヴォクシーでは「ネッツ」の「N」マークに変わっています。トヨタのマークではなくて、販売チャンネルのエンブレムになっているのは、よく見かけるエンブレムです。

エスティマ

たかさんのエスティマACR55Wの画像
たかさんのエスティマACR55Wの画像
引用元:たかさんの投稿

エスティマのエンブレムには「E」が描かれているデザインになっています。これはエスティマの車名の由来からきているものなのですが、「ESTIMABLE(尊敬すべき)」という言葉がエンブレムや車名の由来です。

ハリアー

ハルさんのハリアーZSU65Wの画像
ハルさんのハリアーZSU65Wの画像
引用元:ハルさんの投稿

一目見ただけでエンブレムが何を表わしているのかよく分かるデザインになっているのが、ハリアーのエンブレムですね。ハリアーを英語にすると「チュウヒ」という鷹の一種であることから、エンブレムには「鷹」をモチーフにしたデザインが使用されています。

クラウン

V-coatさんのコーティングの画像
V-coatさんのコーティングの画像
引用元:V-coatさんの投稿

クラウンについては、トヨタ車の中でも特に有名なエンブレムになりますので、既に知っている方もいらっしゃるでしょうが、改めて説明させてもらいます。車名ともなっている「クラウン」は、「王様」という意味を持っており、王様が被っている王冠をモチーフにしたデザインがそのままエンブレムになっています。クラウンは販売された当初からずっとこの王冠のデザインを使用し続けている車です。

まとめ

アルファード32さんのアルファードAGH30Wの画像
アルファード32さんのアルファードAGH30Wの画像
引用元:アルファード32さんの投稿

トヨタだけでなく他の自動車メーカーでも、車種毎に違ったエンブレムを使用している車種はありますが、今回はアルファードについてご説明させてもらいました。エンブレムと車の名前は密接な関係があることが、今回の記事でわかってもらえたと思います。子供に名前を付けるように、車にも名前をつけて、さらには見た目でもわかってもらえるエンブレムは、印象に残りやすい部分でもありますので、意味を知ってより一層その車のことが好きになることでしょう。

アルファードのアルファが「星座の中で最も明るい星」という意味なのは、こうなってもらいたいという開発者からのメッセージが込められているからなのでしょう。

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