2019年05月16日 (更新:2020年08月21日)
自宅にあるタイヤをよりよく保管する方法を紹介します!
タイヤの保管って皆さんはどのように行っていますか?保管のやり方を間違えると、タイヤの寿命が短くなることもあるので、正しい保管方法を覚えてくださいね。
タイヤをよりよく保管することの重要性
タイヤは劣化するものですが、しっかり保管されていることは少ないです。タイヤの履き替え時期に、スタッドレスやサマータイヤが安全な状態で装着できるようにするには、タイヤの保管方法が重要です。
スペース確保
タイヤを保管する時に一番最初に考えるのが、保管するスペースでしょう。軽自動車であれば省スペースで済みますが、セダンやミニバンとなれば18インチも多いので、かなり場所をとります。となると、保管する場所は自ずと限られてきます。
とはいえタイヤ保管に理想的な条件もあります。それは、暗くて湿度の低い場所。倉庫やガレージがベストで、直射日光や雨風に晒されないスペースを確保したいです。
タイヤの消耗を抑える
タイヤは走行した時に消耗していくと思われがちですが、保管状態が悪いと、置いておくだけで消耗していきます。特にタイヤはゴム製なので、湿度や直射日光には敏感ですから、ひび割れやゴムの硬化に繋がります。
そのため、正しい保管場所を選ぶことが重要ですし、保管前にタイヤの汚れを落とすなどのひと手間が必要なんです。
必要な時にすぐに用意できる
車のタイヤを保管しておくことで、パンクした時や突然のトラブルに対処できますよね。最近では、車にスペアタイヤが装着されていない車種も増えてきているので、もしもの時にすぐ使えるタイヤがあると、重宝します。
また、降雪などで路面状況が変化した時にも、柔軟に対応できるので、安全運転に繋がりますよね。
実践すると良いタイヤの保管方法
詳しくタイヤの保管方法について見ていきます。タイヤは横置きか、縦置きのどちらが良いのか?という基本的な疑問もありますよね。また、それぞれの保管方法で注意したいポイントも紹介していきますよ。
タイヤの縦置き
タイヤを縦置きで保管する時のメリットは、省スペースで済みます。ガレージや倉庫の壁沿いに縦置きで保管できるので、それほど邪魔にならないでしょう。
また、タイヤラックを使用することで、おしゃれに保管できるというメリットもあります。ただ、ラックなどを使用しないで、そのまま縦置きすると、タイヤの走行面部分に常に重さがかかった状態になります。
なので、タイヤが変形するという可能性もありますから、縦置きする時はタイヤラックは必ず必要でしょうね。
タイヤの横置き
一番ポピュラーな保管方法は、タイヤを横置きで保管する方法でしょうね。この場合はタイヤの走行部分に重さがかからないので、タイヤが変形する可能性も低いです。ただ、タイヤとタイヤが直接触れるので、ホイールに傷が付くことがあります。
対処法としては、タイヤとタイヤの間にダンボールや板を噛ませることで、傷を付けずに保管できるでしょう。また、一番下のタイヤは直接地面に置くのではなく、スノコやプラスチック製のスキットの上に置いておくと、通気性が良く、タイヤに付く傷も減らせるでしょうね。
幌を被せる
どうしても屋外で保管するしかないという時は、幌を必ず被せましょう。タイヤの一番の大敵は、直射日光。ゴムの劣化を促進させないためにも、幌は必要といえるでしょう。
とはいえ、定期的に幌を外して換気する必要があります。そのままの状態で放置すると、結露などで幌内に水滴が発生し、湿度が高くなってしまいます。タイヤの保管は湿度の低い場所が良いですから、湿度を逃がすことも忘れずに行ってくださいね。
まとめ
タイヤの保管方法に関しては、スペースや場所の制限がある方も多いです。その中で、一番良い保管を行うことが重要ですね。せっかく保管していたのに、いざという時にタイヤを使えないということが無いようにしたいですね。