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ハブリング付きスペーサーを取り付けるべき理由とは

2019年05月01日 (更新:2022年04月05日)

ハブリング付きスペーサーを取り付けるべき理由とは

ハブリングがついているスペーサーをご存知でしょうか?スペーサー中央の周りの穴に出っ張りがついているスペーサーです。スペーサーを選ぶ際に、ハブリングがついているスペーサーを選ぶべきなのですが、本日はその理由をご紹介します。

ハブリング付きスペーサーの機能・役割

みっくんさんのフォレスターSJGDIYの画像
みっくんさんのフォレスターSJGDIYの画像
引用元:みっくんさんの投稿

ハブリング中央に出っ張っている部分があるのがハブリングつきスペーサーなのですが、実は重要な役割があるのです。安全性を高めるためのハブリングなのですが、その機能と役割についてご紹介します。

機能

ハブリングのないスペーサーを取り付けるとわかるのですが、車のセンターハブとスペーサーの間に隙間が空いてしまいます。この隙間を埋め、しっかりとホイールを固定する機能があるのがハブリングなのです。

元々センターハブにも突起があり、こことホイールがぴったり重なるようにできているのですが、スペーサーを噛ませることでその突起が隠れてしまいます。実は、重要な役割を担っているこの突起なのですが、隠れたままで走行するとどのような危険が待っているのでしょうか。

役割

ハブが担っている役割ですが、ホイールをセンターで固定する役割を担っています。通常ホイール側にもハブリングの受け皿がありますので、そこにぴったりとはまるようにできているのです。

タイヤ交換の際にも、ハブボルトにタイヤの穴を合わせて嵌め込みますが、一番奥まではめるとぴったり合う感覚があると思います。あれが車のセンターハブとホイールが噛み合った瞬間であり、ハブリング付きスペーサーの場合は、ハブリングと合った瞬間なのです。

通常のスペーサーとの違い

ハブリングなしのスペーサーでも、しっかりボルトが締められていればセンターで固定されます。しかし、何かの拍子で緩んでしまったり元々適正トルクがかかっていない場合などにはセンターが少しずれてしまうのです。

そうなると、タイヤは回るたびに歪みながら回ります。この場合は振動に現れたり、場合によってはハブボルトへのダメージとなり金属疲労により折れてしまいます。ハブリングのないスペーサーはトルクレンチを使用し、こまめに増し締めすることでセンターは保たれますが、スポーツ走行や長距離の際には不安が残りますよね。

ハブリングがついていれば、よほどナットが緩い状態ではない限り、センターはずれません。安全性を高めるためのハブリング付きスペーサーなのです。

ハブリング付きスペーサーの選び方

にー3さんのデミオDJ3FSの画像
にー3さんのデミオDJ3FSの画像
引用元:にー3さんの投稿

それでは、ハブリング付きスペーサーを購入する際の選び方についてご紹介します。車に合ったハブリング付きスペーサーを買うことが、安全性を高める際に最も重要なことなのです。

ハブリングの径を確認する

まずは車のセンターハブ径を確認することが必要です。センターハブ系とは、タイヤを外すと中央付近に円形の出っ張りを確認できると思います。その円の直径を確認してください。

これに関しては、メーカーによって適合表なども出ているのでそちらで確認することもできます。センターを合わせるためのハブリングなので、しっかり確認しなければはまらなかったりセンターで固定できない場合もあるため危険です。必ず、しっかり合ったものを使用しましょう。

価格

ハブリング付きスペーサーの価格は1枚4000円前後です。通常のスペーサーが1000円前後に対してかなり高い気もするかもしれませんが、先ほどご紹介したように安全性が違うのです。

少しの狂いがセンター中心をずらしてしまうことから、精密に作られているため高額になります。1500円程度でセンターリングを購入することはできますが、一体型のほうが作業効率も良いですし安全ですね!

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まとめ

にー3さんのデミオDJ3FSの画像
にー3さんのデミオDJ3FSの画像
引用元:にー3さんの投稿

車にとってタイヤ周辺は安全に関わる非常に大切なパーツです。安全性の高いものを使用し、安心して日々のドライブを楽しみたいですね!常にタイヤが取れる心配をしながら運転するのは、精神的にもよくありません。妥協を許さず、気持ちよくドライビングを楽しみましょう!

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