15mmのワイドトレッドスペーサーでトレッドを広げてみよう | CARTUNEマガジン
15mmのワイドトレッドスペーサーでトレッドを広げてみよう

2019年05月01日 (更新:2020年07月14日)

15mmのワイドトレッドスペーサーでトレッドを広げてみよう

フェンダーとタイヤの段差のないツライチの状態を作りたい時、ホイールを買うよりも手軽なワイドトレッドスペーサーを使用するという手があります!今回は、そんな15mmのワイドトレットスペーサーをご紹介します。

トレッドを15mm広げたい場合にはワイドトレッドスペーサーは選択肢の1つ

LIKI MK3さんのN-VANホイールの画像
LIKI MK3さんのN-VANホイールの画像
引用元:LIKI MK3さんの投稿

フェンダーとタイヤを見たときに、少しタイヤが内側に入り込んでいる場合は15mmほどのワイドトレットスペーサーを使用するとツライチになる可能性が高いです。そんなワイドトレッドスペーサーのメリットをご紹介します。

ホイールを交換することなくトレッドを変化させることができる

本来であれば、タイヤを少し外側に出したい場合はホイールを交換しなければいけません。インセットが小さいものを選択したり、それによって幅が変わるとタイヤも交換しなければならない場合があります。

しかし、ワイドトレッドスペーサーがあれば、タイヤを少し外側に出すことができるのです。これによって、ほんの少し外側に出たタイヤのリムは限りなくフェンダーに近づき、見栄えが大きく変わるということなのです。

ホイールの自宅保管本数が増えない

もしワイドトレッドスペーサーを使用せずにツライチにしたい場合、新たにホイールを購入しなければなりません。そうすると、以前ついていたタイヤはどこかに保存しておかなければなりませんね。

もちろん売却するという方法もありますが、もしそれが純正ホイールだった場合は保管しておきたいところです。雪が降る地域であればそのまま冬タイヤにするという方法もありますが、冬タイヤだってツライチにしたい方は純正タイヤを保管しておかなければなりません。

しかし、ワイドトレッドスペーサーを使用すれば、保管場所に困ることなく純正タイヤでもツライチにすることは可能です。なかなかタイヤを置けるスペースもないと思いますので、ホイールが増えていくのは避けたいところですね。

ホイールと比べても安い

ホイールを買おうとすると一本の値段は数万円です。車種に合わせてしっかりとツライチを出そうとすると、金額に関係なく選ばなければならない場合も多いです。しかし、ワイドトレッドスペーサーであれば2枚セットで5000円から1万円少々で購入できることが多いです。

コストを考えた際には圧倒的にワイドトレッドスペーサーが有効です。ホイールを購入するとなるとそれなりの金銭的な準備も必要ですが、ワイドトレッドスペーサーなら気になったときにすぐ購入できそうな金額でもありますね。

15mmのワイドトレッドスペーサーを使う場合の注意点

めがねもちのうおさんのiQNGJ10の画像
めがねもちのうおさんのiQNGJ10の画像
引用元:めがねもちのうおさんの投稿

それでは、実際にワイドトレッドスペーサーを取り付ける際には注意点があります。この注意点を無視すると、走行中にタイヤが飛んでいってしまうこともあるためとても危険です。しっかりと注意点を守って使用しましょう。

ワイドトレッドスペーサーの取り付けに加工が必要

15mmのワイドトレッドスペーサーを取り付ける際には、ハブボルトの加工が必要になります。取り付けた際に、どうしてもワイドトレッドスペーサーからハブボルトが飛び出てしまうのです。

ホイール側に隙間がある場合は加工なしで取り付けることは可能ですが、平べったく飛び出たハブボルトが逃げる空間のないホイールはハブボルトを切らなければなりません。これに関しては、DIYで行うことが難しいため、整備工場などにお願いした方が良いです。

もし無理やり取り付けた場合はハブボルトやホイールを痛めるだけではなく、ホイールが密着していないのでボルトに負担がかかり折れてしまうこともありますので大変危険です。

ボディ側ハブボルトに負荷がかかることを理解しておく

ワイドトレッドスペーサーを取り付けた際には、その重さがボディ側のハブボルトにかかるので負担が増えてしまいます。さらに、トレッドが外に出ることでも負荷が大きくなってしまうのです。

ボーリングの球に指を入れて、重い球を転がすときに軽い球を転がすときより指に負荷がかかるのと同じです。さらに、深く指を入れれば転がしやすいですが、第一関節くらい入れて転がす場合はとても負荷がかかりますね。

ボーリングの玉でこれだけの負荷の違いが出るのですから、もっと重くてもっと力のかかる車であればなおさらです。ハブボルトには負荷がかかることもしっかりと覚えておかなくてはなりませんね!

まとめ

かつみんさんのNボックスカスタムJF3ボディの画像
かつみんさんのNボックスカスタムJF3ボディの画像
引用元:かつみんさんの投稿

手軽にツライチを演出できるワイドトレッドスペーサーはとてもオススメです。しかし、取り付けが不十分で歪みが出る場合などは危険です。制御不能のタイヤは凶器に変わります。正しい方法で取り付け、安全にかっこいい車を演出してください!

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