アルテッツァの現在の中古車市場をチェックしてみた!

2019年04月23日

アルテッツァの現在の中古車市場をチェックしてみた!

labelアルテッツァ

トヨタから販売されていたアルテッツァは、1代限りのモデルでしたが、販売されていたグレードによって各々特徴がありました。エンジンの種類や限定車両などや、中古車販売されている現状の価格や程度について詳しく解説していきます。

アルテッツァのグレードについて

アルテッツァが販売されたのは、1998年~2005年の7年間でした。その1代限りのモデルとなるのが、EX10型と呼ばれる型式になっています。日本国内には「アルテッツァ」として販売されていましたが、日本国外にはレクサスのIS初代モデルとして販売展開されていました。

当時、トヨタから販売されていた「プログレ」や「ブレビス」とプラットホームを共有しており、スポーツセダンでの位置づけでした。2005年にレクサスが日本国内での販売を開始したことにより、ISモデルが新たに展開され、アルテッツァはトヨタの製造から姿を消すようになりました。

そのアルテッツァが、1代限りで販売されていたときのグレードは以下の通りです。

  • 280T
  • AS200
  • RS200

以上の3グレードが販売されていました。それぞれのグレードについての特徴をご紹介します。

280T

日本国内で100台限定で生産された特別仕様車となるのが「280T」です。その特徴は、他のアルテッツァには付いていなかったターボが付いていることでしょう。最高出力は当時、メーカーの自主規制となっていた280psは確実に出ており、本来のポテンシャルからするとさらに高出力だったのではないかとも言われています。

トムズが制作した車両になるので、メーターはトムズ製、ホイールもトムズ製となっています。リアエンブレムには、他のグレードにはない「280T」のエンブレムが輝いており、限定車両でもあった280Tは、なかなか手に入れることができないグレードとなっています。

AS200

アルテッツァのグレード分けには明確なスタンスがあり、このAS200ではエレガントなセダンというコンセプトになっていました。レクサスが国外に向けて販売していたISモデルと同様の6気筒エンジンを搭載し、滑らかな動きと上質な乗り心地を目指していたものになります。

販売当初はトランスミッションの設定が4ATしかなく、スポーツ志向はもう一つのグレードであるRS200へと丸投げした形となっています。しかし、後にAS200にも6MTを搭載した車両が出てきました。160psを出力するエンジンは、決してパワフルではないものの、スムーズに回転し、ストレスなく走ることができるグレードに仕上がっていました。

RS200

AS200とは違い、完全にスポーツ志向のグレードとして展開されていたのが「RS200」になります。6MTと4ATの設定があり、4気筒エンジンを搭載するそのパワーは、扱いやすくも力強い走りを見せてくれて、ハチロクのレビンやトレノに続いてのFRスポーツとして、モータースポーツシーンでも多くのユーザーに使用されてきました。

2000ccながらも自然吸気エンジンとしては、当時国内最高となる210psの最高出力まで発揮されており、チタンバルブを使用するなど、最先端の技術が盛り込まれている車となっていました。

中古車市場における価格帯(中古車販売店で売られているモノ)

販売終了から約15年近く経過しており、グレードによっては少なくなってきている車両もあります。中古車市場にどのくらいの台数があり、平均価格はどのくらいとなっているのか。また、最も安い中古車や最も高い中古車のそれぞれの程度についてもご紹介していきます。

当時の新車販売価格

グレードや年式によってばらつきはありますが、それぞれのグレードが当時の新車価格であればどのくらいの価格だったのかを参考までに紹介しておきます。

グレード 新車販売価格
280T 383.4万~393.1万円
AS200 222.5万~321.3万円
RS200 241.9万~335.3万円

280T

中古車情報では、現在市場にある中古車は「2台」のみとなっています。未だに所有している人もいるでしょうし、元々の台数が少ないので仕方ありませんが、持っているだけでもレア物でしょうね。

中古車平均価格 169万円
中古車最低価格 99万円
中古車最高価格 239万円

参考:グー

99万円で販売されている車両は、平成11年式の車両となり、既に21万kmの走行距離になっています。ミッションは5ATが搭載されており、カスタマイズもされているようです。ホイールはボルクレーシングのTE37の18インチを装着し、HKSのフルエアロや運転席と助手席がレカロシートに変更されています。

239万円での販売車両は、平成12年式の走行距離が9.9万kmです。トランスミッションが6MTとなっているので、こういったスポーツカーは、ATよりもMTの方が人気となり価格が高くなる傾向があります。また、走行距離も10万km走っていないとあって、この価格となっています。

AS200

レクサスのISモデルとなり、唯一の直列6気筒エンジンが搭載されているということで、他のグレードよりも価格は抑えてありますが、中古車の数はそこそこ多く、「59台」が市場に残っています。

中古車平均価格 63.9万円
中古車最低価格 7.8万円
中古車最高価格 120万円

参考:グー

最低価格で販売されている車両の状態ですが、平成15年式の走行4.2万kmになっています。修復暦があるため、車両価格が安くなっているのもありますし、ミッションが4ATなのであまり人気がないようです。

最高価格の120万円の車両も同じように修復暦がありますが、外装や内装についての鑑定書があり、品質が保証されている車両になっています。平成13年式の走行8.0万kmですが、ミッションが6MTが搭載されているもの、価格が高い理由でしょう。

RS200

直列4気筒の210psの自然吸気エンジンを搭載し、完全にスポーツ志向の車としてのグレードなので、AS200よりも人気が高く、よく売れたグレードになります。中古車市場では「142台」の車両が出回っています。

中古車平均価格 92.4万円
中古車最低価格 15万円
中古車最高価格 169.8万円

参考:グー

15万円で販売されている車両は、年式が平成13年式、走行距離が8.5万kmで車検が付いていて、修復暦のない車両です。残念なことに5ATのため、程度が良くても需要がなく、人気が低いためにこの価格となっています。

逆に、169.8万円の車両は、平成10年式で走行距離が10.6万kmではありますが、修復暦がなく、様々なカスタムが施されている車両です。6MTで本気のスポーツ仕様として、エンジンを乗せ変えていたり、ゲドラグ製のミッションになっていたりと、それなりの費用がかかっているので、この価格となっています。

個人売買の場合

個人売買の場合は、中古車販売会社とは違い、仲介手数料や仕入れがない分だけ安く購入することができます。しかし、正確なグレードではなかったりすることもあるのでよく見て購入する必要があります。

ヤフーオークション

ヤフーオークションの場合であれば、最低落札価格がありますので、そちらでアルテッツァの価格を紹介します。

最低価格 15万円
最高価格 119.8万円

参考:ヤフオク

平成14年式の走行距離はメーター交換車なので、不明となっています。実働車とはなっていますが、完全に個人がメンテナンスをしている車両なので、修復暦もわからない状態です。

最高価格となっているのは、平成17年式で走行距離が6.5万kmです。走行距離が少なく、年式も最終モデルとなる年式なので、状態もよくこの価格となっています。

メルカリ

相場価格は、個人が各々決めているものになるので金額の差が激しくなっています。

最低価格 8.8万円
最高価格 88.8万円

参考:メルカリ

8.8万円で取引されている車両は、7.5万kmの走行距離で年式は不明となっています。グレードがAS200のフルノーマル車です。

88.8万円の方は、平成11年式の4ATでサンルーフ付きです。13.2万kmの走行距離で、エアロがロケットバニー風になっていたりと、様々なカスタムが施されています。

まとめ

アルテッツァが販売終了してから約15年程度経ちますが、小型FRスポーツとして根強い人気が継続しています。各グレードによってそれぞれの特徴があり、車に乗る楽しさを再認識することができる車です。中古車価格も手の届きやすい価格になっており、スポーツカーに初めて乗る人におすすめできる車になっています。