アルテッツァ RS200のスペックや中古車価格を紹介! | CARTUNEマガジン
アルテッツァ RS200のスペックや中古車価格を紹介!

2019年04月16日 (更新:2020年08月05日)

アルテッツァ RS200のスペックや中古車価格を紹介!

アルテッツァのスポーツグレード、RS200。2.0L自然吸気ながら最高出力210馬力を発生させるこのエンジンには、今もなお大勢のファンが存在しています。今回はそんなアルテッツァ・RS200のスペックを徹底解剖。記事後半ではカッコいいアルテッツァのカスタム事例も紹介しているので、最後までしっかりとチェックしてみてください。

アルテッツァ RS200グレードのスペック

マルちゃんさんのアルテッツァSXE10の画像
マルちゃんさんのアルテッツァSXE10の画像
引用元:マルちゃんさんの投稿

アルテッツァは1998年から2005年にかけてトヨタが製造および販売を手掛けていたコンパクトセダンです。日本ではFRレイアウトを採用した安価なコンパクトセダンとして発売されましたが、海外ではトヨタが展開している高級車ブランドであるレクサスのエントリーモデルとして発売されました。

高級車の上質感とスポーティーな走りを両立しているスポーツセダンとして、販売終了から14年が経過した現在でもカスタムベースとして高い人気を集めています。アルテッツァのグレードは大きく分けて「RS 200」と「AS 200」の2種類です。

特にRS200は高い走行性能をウリにしたグレードのため、スポーツ走行を楽しむユーザーから高い評価を獲得しています。まずはそんなアルテッツァ・RS200のボディサイズやエンジン、足回りなどの主要スペックを紹介するので、アルテッツァの購入を検討している人はぜひ参考にしてください。

ボディサイズ

まずはアルテッツァ・ RS 200のボディサイズを紹介します。なお、RS200の派生グレードとなるリミテッドⅡやZエディションなどの数値は含んでいません。

全長(mm)4,400
全幅(mm)1,725
全高(mm)1,410
ホイールベース(mm)2,670
車両重量(kg)1,340~1,350

こちらがアルテッツァのボディサイズです。レクサスとトヨタがラインナップしていたコンパクトセダンというだけあって、ボディサイズの数値は大きな部類ではありません。全長だけではなく全幅も小さく設計されていて、使い勝手は抜群だと思います。

当時としてはロングホイールベースですが、ショートオーバーハング+台形ホイールを採用していたため、外観デザインはスポーツカーを意識しています。車両重量は1340kgから1350kgと当時のコンパクトセダンとしてはやや重めです。

重いという欠点はありますが、その代わりにボディ剛性の強度は高く、世界中の安全基準を満たす衝突安全ボディも採用しています。また、高出力のエンジンを搭載していることも作業重量が多い理由のひとつです。エンジンの詳細に関してはこれからお話を進めていきます。

エンジンスペック

続いてアルテッツァ・RS200のエンジンスペックを紹介します。参考にしたグレードはRS200 6MTです。そのほかのグレードのエンジンスペックに関しては記載していません。

エンジン型式3S-GE
エンジン種別水冷直列4気筒DOHC
総排気量(cc)1,998
最高出力(PS/rpm)210/7,600
最大トルク(kg・m/rpm)22.0/6,400
燃料タンク容量(L)60
使用燃料無鉛プレミアムガソリン
10・15モード燃費(km/L)11.4から11.6

アルテッツァには2.0L直列6気筒エンジンを搭載しているグレードもありますが、RS200は2.0L直列4気筒エンジンを搭載しています。こちらの3S-GEは、トヨタのエンジンをベースにヤマハ発動機がチューニングを加えたエンジンです。

そのため、トヨタがかつてラインナップしていたスポーツカーや普通乗用車のスポーツグレードなどに搭載されていたことがあり、使用燃料は無鉛プレミアムガソリン、いわゆるハイオクとなっています。アルテッツァへの搭載に伴い、可変バルブタイミング機構が追加されることによりエンジン出力と燃費性能が大幅に向上されているようです。

最高出力は210馬力、最大トルクは22.0kgmと、当時の最新技術がふんだんに盛り込まれ当時の2.0 L自然吸気エンジンとしては最高峰のパワーを実現しています。重たいボディをものともしない圧倒的な加速感が人気を博している理由のひとつでしょう。

高出力エンジンとしてヤマハ発動機がチューニングを施しているにもかかわらず、カタログ燃費もそれなりに優秀です。もちろん、エンジン自体にカスタムを施している場合はその限りではありませんが、FRコンパクトセダンとしては経済的だと思います。

足回り

最後にアルテッツァ・RS200の足回りについて紹介します。RS200に限らず、アルテッツァは全グレードに4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用しています。トヨタがかつて販売していたコンパクトプレミアムセダンであるプログレに採用していたものがベースで、走行性能と乗り心地の両立を実現しました。これはプレミアム性とスポーツ性を追求していたアルテッツァの最大のウリのひとつです。

また、アルテッツァといえばブレーキ性能の高さが魅力のひとつとして挙げられます。アルテッツァのMT車は、フロントにトヨタのプレミアムスポーツセダンであるアリスト用リアに、アリストよりワンサイズ大型のブレーキキャリパーとローターが採用されています。そのおかげでブレーキ性能が非常に優れていて具体的には当時の日本のブレーキアセスメント試験で最短制動距離を記録するほどです。

中古車市場における現在の価格帯

紅タルトさんのアルテッツァSXE10洗車の画像
紅タルトさんのアルテッツァSXE10洗車の画像
引用元:紅タルトさんの投稿

販売終了から14年が経過していること、後継車であるレクサス・ISの中古価格が落ち着いてきていることが幸いして、アルテッツァの中古価格相場はリーズナブルです。最安価格は支払総額でも30万円程度となっています。最高価格は支払総額で250万円程度となっているようです。

ただし、人気グレードのRS200に限定すると中古価格相場はやや高くなります。それでも比較的リーズナブルな価格で購入することは可能ですが、過走行や経年劣化によるダメージが深刻なものも少なくありません。

今後アルテッツァRS200の購入を検討しているのであれば、多少相場より高かったとしても低走行かつ修復歴のない状態の良い車両を購入しましょう。ちなみにAT車であればスポーツ走行に使用されていないものが多いので、程度の良い車両を簡単に見つけることができます。

CARTUNEユーザーのカスタム事例

最後にカーチューンユーザーのアルテッツァカスタム事例を紹介します。スポーツ系、VIP系、USDM系、スタンス系など、カスタムの方向性のバリエーションが豊富なアルテッツァですが、今回はその中でも個人的にカッコいいと思った3つのアルテッツァをピックアップしました。

らいおん18さんのアルテッツァカスタム事例

らいおん18さんのアルテッツァGXE10の画像
らいおん18さんのアルテッツァGXE10の画像
引用元:らいおん18さんの投稿

まず最初に紹介するのは、らいおん18さんのアルテッツァカスタム事例です。競技車両のベースとして購入されることが多いアルテッツァは、明るく派手なボディカラーが多いように感じますが、らいおん18さんのアルテッツァのボディカラーはブラックで、プレミアムセダン本来の高級感を感じます。

ローダウン具合も絶妙です。ノーマルのアルテッツァはボディ形状の関係か、全高が高く感じてずんぐりむっくりな印象を受けることが多いのですが、らいおん18さんのアルテッツァは、スポーツカーのように低く構えたスタイリングを実現しています。

また、非常に個性的なアルミホイールが目に入りますね。個性的なアルミホイールはベース車両とマッチさせるのが非常に難しいのですが、アルテッツァにはしっかりとマッチしています。シンプルなのに迫力があって、とてもセンスの良いカスタムに仕上がっています。

ふぁんたさんのアルテッツァカスタム事例

ふぁんたさんのアルテッツァSXE10DIYの画像
ふぁんたさんのアルテッツァSXE10DIYの画像
引用元:ふぁんたさんの投稿

続いて紹介するカスタム事例は、ふぁんたさんのアルテッツァ。アルテッツァのカスタムとしては比較的オーソドックスな、スポーツ系のカスタムが施されています。

シルバーを基調にしたカスタムは、アルテッツァに相反する上品さと迫力を見事に両立していてセンスが良いです。ヨーロピアンテイストを至るところから感じることができ、まるで欧州ブランドのハイパフォーマンスセダンのような雰囲気を醸し出しています。足回りのシャコタン・ツライチ具合も絶妙です。

2×5のクロススポークデザインを採用したアルミホイールが、アルテッツァにスポーツテイストをプラス。アルテッツァの足元でバッチリとキマっています。

あやさんのアルテッツァカスタム事例

あや💋さんのアルテッツァSXE10の画像
あや💋さんのアルテッツァSXE10の画像
引用元:あや💋さんの投稿

最後に紹介するのはあやさんのアルテッツァカスタム事例です。強い光沢を放つキャンディーレッドのボディは、オーナーのあやさんが自ら全塗装したのだとか。

非常に完成度の高い出来栄えとどんなに難しいカスタムでもDIYチャレンジする、その姿勢に称賛を送りたいです。あやさんのアルテッツァは足回りで魅せるカスタムに仕上がっています。オーバーフェンダーが演出するワイド感と徹底したシャコタン・ツライチが魅力的。

特に鬼キャンと呼ぶべきキャンバー角からとてつもない迫力を感じますよね。ノーマルのアルテッツァからは感じることのできない強い存在感を放っています。とはいえ、全体的にはシンプルにまとまっていて、こちらもセンスの良いカスタムが施されていると感じました。

まとめ

ゴロさんのアルテッツァSXE10の画像
ゴロさんのアルテッツァSXE10の画像
引用元:ゴロさんの投稿

今回はアルテッツァのスポーツグレードであるRS200のスペックを中心に、CARTUNEユーザーのカスタム事例も紹介しましたが、いかがだったでしょうか。どれも見事なチューニング・ドレスアップが施されていましたが、何よりアルテッツァの素性の良さを強く感じることができました。

RS200はドレスアップ用のカスタムベースとしても、競技車両のカスタムベースとしても魅力的なプレミアムスポーツセダンです。プレミアム性を追求したとしても走行性能を追求したとしても、アルテッツァならカッコよくキマってくれます。

それでいて、中古価格相場がリーズナブルなところも嬉しいポイントですよね。CARTUNEでは今回ピックアップしたアルテッツァ以外にも、センスの良いカスタムが施されたアルテッツァをたくさんチェックすることができます。

アルテッツァの購入を検討している人、どんなカスタムがカッコいいのかわからない人は、ぜひCARTUNEを利用してみてください。 きっとあなた好みのアルテッツァが見つかるはずです!

新着記事

おすすめ記事