2019年04月18日 (更新:2022年03月11日)
積載を便利に!プリウス向けルーフキャリアの紹介
車の積載能力を向上させるルーフキャリア。旅行やレジャーに最適なグッズで、ドレスアップパーツのひとつとしても人気を博しています。今回はルーフキャリアの基本事項をお伝えするとともに、プリウス向けルーフキャリアをピックアップしました。CARTUNEユーザーのベースキャリア使用例も紹介しているので、プリウスの積載能力に不満を抱えている人はぜひ参考にしてください。
ルーフキャリアの基本事項
「旅行やレジャーに行きたいけど、車のラゲッジスペースに荷物が収まらない」こんな経験をしたことがある人は少なくないはず。そんな時におすすめしたいグッズがあります。それがルーフキャリアです。
ルーフキャリアは車の屋根(ルーフ)に取り付けて使用します。ラゲッジスペース以外にも荷物を積載することができるようになるので、旅行が趣味な人やアウトドアユーザーを中心に人気を博している車の装備のひとつです。
役割
ルーフキャリアを取り付けることで、車のラゲッジスペースに収まらなかった荷物やそもそも車内に積載することができない大きな荷物を運ぶことができます。具体的には旅行バッグやアウトドアグッズ、スノーボード、サーフボードなどです。
構造
ルーフキャリアは車に取り付けるための土台(ベースキャリア)と荷物を積載するためのボックスや固定パーツ(アタッチメント)の2つで構成されています。
ベースキャリアを構成しているのは大元となる「フット」、アタッチメントを固定するための「バー」、ルーフキャリアとボディをつなぐ「フック」の3種類のパーツです。アタッチメントは積載する荷物に対応している様々な種類のものが販売されています。
何でも収納することができる「ルーフボックス」、荷物を上に乗せてネットやロープで固定する「ルーフラック」、サーフボードを固定するための「サーフボードアタッチメント」、スキーやスノーボードを固定するための「スキーアタッチメント」などが一般的です。
そのほかにも自転車を積載できる「サイクルアタッチメント」などがあります。自分の用途に合っているアタッチメントを選んで購入しましょう。
メリット
ルーフキャリア最大のメリットは大きな荷物でも積載できることです。ラゲッジスペースの足しにしてもいいですし、サーフボードやスノーボードなど車内に積載することが難しいものでも、ルーフキャリアなら簡単に積載することができます。
また、車好きの観点から見ると、ドレスアップアイテムとして活用できるメリットも挙げられます。ルーフキャリアがルーフの上部に設置されている車はなんとなくアクティブな印象があり、かっこよく見えますよね。
デメリット
いいことずくめのルーフキャリアですが、もちろんデメリットも存在しています。最大のデメリットは価格が高いことです。
全てのパーツがセット販売されている商品もありますが、ベースキャリアを構成している「フット」、「バー」、「フック」とアタッチメントのすべてを購入するには、最低でも30,000円から50,000円程度の出費は覚悟する必要があります。
また、いざルーフキャリアに荷物を積載しようとしても、荷物の積載自体が大変という根本的なデメリットも。車のルーフ上に設置されているルーフキャリアに荷物を積載することが重労働なのはいうまでもないことです。
ルーフキャリアを設置したものの、荷物を積載するのが大変で使わなくなったという人は少なくありません。それでも旅行やレジャーが好きな人にとって、たくさんの荷物が積載できるルーフキャリアは欠かせない存在になるでしょう。
プリウス向けのルーフキャリア製品
今や国民的大衆車となったトヨタ・プリウス。2018年12月にビッグマイナーチェンジが実施されたことは記憶に新しいです。
プリウスはセダンとしては広大なラゲッジスペースを実現しているのですが、クロスオーバーSUVやミニバンのようにたくさんの荷物を積載することはできません。そんな時にルーフキャリアがあれば思う存分荷物を積載することができるはずです。
今回はプリウス向けのルーフキャリア製品をピックアップして紹介します。汎用品が中心となるので、現在プリウスに乗っていないという人もぜひ参考にしてください。
カーメイト ルーフボックス inno
数多くの車用品の製造を手がけているカーメイトが展開しているブランド「inno」。そんんな「inno」の製品の中でも特に高い評価を得ているのが「カーメイト ルーフボックス inno」です。
流線型のボディとつや消しブラックが施されたスタイリッシュなルーフボックス。スキー板であれば6~8セット、スノーボードであれば4~6セットを積載することが可能です。左右のどちらからでも荷物を出し入れすることができるので、使い勝手にも優れています。
- 容量:360L
- 外寸:全長2,000mm×全幅810mm×全高340mm
- 内寸:全長1,830mm×全幅650mm×全高280mm
- 最大積載量:50kg
THULE(スーリー) ルーフラック 859XT
ルーフキャリアメーカーとしては最大手のブランド「THULE」。そんなスーリーが販売して人気を博しているアイテムが「THULE(スーリー) ルーフラック 859XT」です。ルーフボックスのようにボックスの形状にとらわれることなく、自由に荷物を積載することができます。
フロントにあしらわれた「THULE」のブランドロゴがおしゃれで、ドレスアップ効果も高そうです。日本正規品で5年保証が付いているので安心して購入することができます。
ルーフボックスに比べるとコンパクトですが、別売りのエクステンションを追加することで510mmも延長することが可能です。
- 寸法:全長1,276mm×全幅1,041×全高152mm
- 重量:13.2kg
カーメイト サイクルキャリア inno
最後に紹介するのは上記でもお伝えした「inno」が販売しているサイクルキャリア「カーメイト サイクルキャリア inno」です。こちらのサイクルキャリアを使用することで、車のルーフ上部に自転車を積載することができます。
前輪取り外しタイプなので、前輪はラゲッジスペースに収納しましょう。取り付ける際に工具が必要ない簡単取り付けモデルで、レール部に軽量なアルミを使用しています。サイクルキャリアとしてはリーズナブルな価格も大きな魅力のひとつです。
- 寸法:全長1,600mm×全幅1,480mm×全高230mm
- 重量:6.6kg
- 適応タイヤ外径:20~29インチ
- 適応タイヤ幅:18C~50C
CARTUNEユーザーの使用例
最後にカーチューンユーザーのルーフキャリア使用例をチェックしてみましょう。今回ピックアップしている車種は全てプリウスです。今後プリウスにルーフキャリアを取り付けたいと考えている人は参考にしてください。
MASAさんのルーフキャリア使用例
最初に紹介するのはMASAさんの50系プリウス。MASAさんの50型プリウスは「THULE」製のルーフキャリアを取り付けています。キャリアの上にちょこんと乗っているストライダーがとってもおしゃれでかっこいいですよね。
全体的にブラックを基調としたカスタムで、引き締まった印象が感じられます。5スポークホイールのすき間から覗くゴールドキャリパーが良いアクセント。
全体的にはシンプルなカスタムですが、そのおかげでカスタムカーにありがちなごちゃごちゃとした印象は一切感じません。
のんさんのルーフキャリア使用例
続いて紹介するのは、のんさんの30系プリウス。のんさんの30系プリウスは「YAKIMA」製のルーフキャリアを取り付けています。 ボディカラーがホワイトなのでルーフキャリアに存在感があって、とてもかっこいいです。
ルーフキャリアにノーズブラ、オレンジのサイドマーカーなどからUSDM仕様であることがわかります。迫力のあるゴールドメッシュホイールは存在感が抜群です。徹底した車高短ツライチが魅力的です。
dice-Kさんのルーフキャリア使用例
最後に紹介するのはdice-Kさんの30系プリウス。dice-Kさんの30系プリウスはルーフの上部にコンパクトなルーフラックを取り付けています。ルーフラックを取り付けることでアクティブな印象をプラスすることができていますね。
リフトアップやビッグフォグの装着など、オフロード感を強調している個性的な30プリウスに仕上がっています。
30系プリウスのカスタムは車高短が定番ですが、dice-Kさんの30プリウスのようにリフトアップしてみるのも面白いかもしれません。
まとめ
今回はプリウスの積載能力を高めるルーフキャリアの基本事項と、おすすめのルーフキャリアを紹介しました。プリウスのラゲッジスペースは必要十分ですが、旅行やレジャーの際にはややスペースが不足してしまう可能性があります。
そんな時にルーフキャリアを用意していれば、間違いなく役に立つはずです。ルーフキャリア使用例を見れば分かるように、ドレスアップアイテムとしても最適なので、ぜひ装着を検討してみてください。