車のマフラーの値段はどれくらい?純正品と社外品を見てみよう | CARTUNEマガジン
車のマフラーの値段はどれくらい?純正品と社外品を見てみよう

2018年11月06日 (更新:2020年07月09日)

車のマフラーの値段はどれくらい?純正品と社外品を見てみよう

皆さんはマフラーを交換したことはありますか?タイヤやバッテリーなどの交換は経験しても、マフラーの交換経験があるドライバーは少ないでしょう。マフラー交換の主な目的は、パワーアップ・外観が良くなる・音が良くなるなど。機能向上としてもドレスアップとしても有効なカスタムです。今回はマフラーについて、純正品と社外品を色々な角度から比較検証してみたいと思います。

純正マフラーと社外品マフラーの違いのおさらい

ダイさんのシビックタイプRFK8マフラーの画像
ダイさんのシビックタイプRFK8マフラーの画像
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重量

純正マフラーと社外マフラーとの大きな違いといえば、まず重量です。例えば、シビック(FD2)の純正マフラーは6.98kg程あります。社外品のKENTWORKSのマフラーは5.2kg程、BackYardSPECIALのオリジナルマフラー(MAGNAM-R)は5.54kg程と軽量となっており、マフラーは軽量化にもってこいのカスタムです。

素材

純正に多いのがスチールやステンレス製。チタンやカーボンに比べると安価で手に入り、加工がしやすいメリットがあります。社外品はチタンやカーボン製などで、軽量・耐熱性・丈夫などのメリットがあります。

見た目

純正は量産を念頭にデザインを考えているため、正直カッコいいとはいえません。社外品は凝ったデザインのものが多いため、外観が良くなります。見られることを意識して作られているだけあり、純正にはない色や迫力のあるフォルムは交換する醍醐味といえます。

マフラーとはエンジンの排気音を消音(サイレンサー)するためのものです。純正は確実に車検に合格するようとても静かになるように作られています。社外品に交換することで、車検合格ラインギリギリまで音が大きくなり、エキゾーストノートを楽しめます。

純正マフラーの値段

純正のマフラーは、新品の場合50,000円を超える場合もあります。中古の場合は程度にもよりますが、以下のような金額に収まるようです。

  • シビック(FD2)の場合、中古は12,000円ほど。
  • スイフトスポーツ(ZC33S)の場合、中古は5,000円ほど。

社外品マフラーの値段

シビック(FD2)の場合

  • BackYardSPECIALのオリジナルマフラー(MAGNAM-R) 75,000円(リアピースのみ)中古は50,000円ほど。
  • VISION TECHNICA SPORT 40,950円(リアピースのみ)中古は22,000円ほど。
  • 柿本 Kakimoto.R 87,000円(中間パイプ付)中古は20,000円ほど。

スイフトスポーツ(ZC33S)の場合

  • 柿本 GT1.0Z Racing 78,000円 中古は53,000円ほど。
  • HKSのHi-Power SPEC-L 98,000円 中古は68,600円ほど。
  • ロッソモデロ COLBASSO Ti-C 53,000円 中古は35,000円ほど。

マフラー選びの注意点

マフラー選びは目的によって選び方が変わってきます。馬力を高めたい人、音を楽しみたい人、トルクを高めたい人、それぞれの目的によって様々な選び方がありますが、バランスの取れたものを選ばないと、ただの飾りになってしまう恐れがあります。

例えば、音を楽しみたい人が快音のみを追求したマフラーに交換した場合、たいてい燃費は悪くなります。また、見た目がかっこいい大口径の砲弾マフラーに交換した場合、排気系の空気の流れが狂い、アクセルを踏んでもスカスカになり馬力が落ちます。

このように、それぞれの目的とリスクを考慮して選ばないといけないことを念頭において、カスタムを楽しんでください。

まとめ

AZタクさんのBRZマフラーの画像
AZタクさんのBRZマフラーの画像
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マフラーはメーカーや素材の違いで大きく値段が変わってきます。また、馬力やトルクを求める人、車検対応で快音やトルクが欲しい人など、目的はそれぞれ。

バランスのとれたマフラーをチョイスしなければ宝の持ち腐れになってしまうので、よく考えて購入するようにしましょう。

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