タイヤの種類を知ろう!構造や用途に合わせて紹介します!

2019年03月14日

タイヤの種類を知ろう!構造や用途に合わせて紹介します!

タイヤ一つとっても様々な用途や種類があります。大きく分けてどんなタイヤがあるのか、代表的な種類と用途や特徴を分かりやすく解説します!

タイヤの構造による分類

タイヤの一番内側には、骨格部分である「カーカス」があります。カーカスとはポリエステルやナイロンなどの化学繊維を何層にも重ねてできたシートの様なもの。タイヤの骨格部分であるカーカスの配置によって「ラジアルタイヤ」と「バイアスタイヤ」の2種類に分けることができますので、それぞれの違いを解説していきます。

バイアスタイヤ

バイアスタイヤとは、バイアス構造を用いたタイヤのこと。

バイアス構造では、カーカスを層ごとに斜めに交差するように配置しています。この構造ではバネのようにしなるカーカスのおかげで、低速でも乗り心地が良いのが特徴です。反面、トレッド面が変形しやすく、高速走行に向いていません。

バイアスタイヤは昔から使われている構造で、比較的製造方法が容易なため現在でもバイクや自転車では一般的な方式になりますが、乗用車で採用されることはありません。

ラジアルタイヤ

ラジアルタイヤとは、ラジアル構造を用いたタイヤのこと。

ラジアル構造では、カーカスがタイヤの中心から放射状に配置されています。そのままでは車重を保持できないため、タイヤの底面を一周する「ベルト」で締め付けています。ベルトにはアラミド繊維や金属繊維が用いられており、高い強度を保つことができるので、トレッド面の変形が少なく、優れた走行性能を誇ります。

バイアスタイヤよりも製造にコストがかかりますが、現在の車に求められる性能にはラジアルタイヤでしか対応できなくなってきているため、現在の主流となっています。

モータースポーツで使われるタイヤ

サーキットなどを速く走るために生まれたモータースポーツ用のタイヤにも種類があります。大きく分けて2種類ありますのでご紹介します。

Sタイヤ

Sタイヤは、市販されているモータースポーツ用タイヤの1つです。Sタイヤの「S」は、「セミスリック」または「セミレーシング」の略とされています。

サーキットなどで好タイムを出すために開発にされていますが、スリックタイヤと違って溝があるため、保安基準上公道の走行は可能です。

しかし、ウェット走行での性能は低く、寿命も極端に短いですから、公道での使用に向いているとは言えません。

スリックタイヤ

スリックタイヤとは、排水用の溝がない完全競技用のタイヤのことです。そのため、保安基準には通らず、公道で使用することはできません。

スリックタイヤの特徴はグリップ力の獲得方法にあります。一般的なタイヤはゴムと路面の摩擦力のみでグリップを得ていますが、スリックタイヤの場合、その摩擦力を最大限に引き出すため、路面との摩擦で発生する熱によってタイヤ表面を溶かし、路面とタイヤを粘着させることでグリップを得ます。ガムテープの粘着面がタイヤについているのと同じような状態なのです!

燃費や季節を考えたタイヤ

こちらは、今回ご紹介する内容の中でもっとも役立つ知識なのではないでしょうか?燃費向上のために開発されたタイヤや、季節や天候に合わせて性能を発揮できるタイヤがありますので解説します。

エコタイヤ

エコタイヤとは、燃費性能に優れるタイヤのことで、低燃費タイヤと呼ばれることもあります。これは、燃費に関係する転がり抵抗性能と、安全性に関係するウェットグリップ性能を一般社団法人日本自動車タイヤ協会(JATMA)が2010年に策定した基準を満たしたもののみがエコタイヤと定義されています。主に夏タイヤで開発&販売されています。

夏タイヤ

夏タイヤはもっともよく目にする一般的なタイヤで、雪や凍結路以外の乾いた路面や雨の日の路面に対応したタイヤになります。

雨の日は、タイヤが踏む水をトレッドパターンというタイヤの溝を使用して排水するような作りになっています。みなさんが普段履いているタイヤの多くはこちらになります。サマータイヤとも呼びます。

冬タイヤ

雪や凍結した路面に対応するべく作られたのが冬タイヤです。スタッドレスタイヤ、スノータイヤとも呼ばれていますね。冬場はみなさんこちらのタイヤに履き替える方も多いのではないでしょうか。

先程紹介した夏タイヤとの大きな違いは、水を溝で排水するというより、雪や氷の上にできる薄い水膜を吸い上げるような作りになっています。

まとめ

いかがでしたか?今回は普段何気なく使っているタイヤにも色々な種類や用途があるというお話をさせていただきました。色んなタイヤをご紹介しましたが、結論はズバリ、用途に沿ったタイヤを選ぶことが大切だということです。

タイヤに何をもとめるのか。グリップ力?雪道性能?燃費?色々あると思います。もしもあまりこだわりがないのであれば、純正採用されているタイヤを履くのが1番無難と言えます。純正タイヤはその車に最適なタイヤが選ばれているからです。クルマの乗り方は人それぞれ違います。

自分にぴったりなタイヤを履くことで、カーライフがより楽しいものになるのではないでしょうか。ぜひみなさんも自分に合ったタイヤを装着してみてください。