音量の大きいマフラーは車検に注意!罰則もあります!

2019年02月22日

音量の大きいマフラーは車検に注意!罰則もあります!

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スポーツタイプの車に乗っていると、マフラーを社外品に交換して、かっこよくカスタムしたくなるものです。しかし、排ガスや音量が基準内でなければ車検を通すことはできません。今回は、車検に通るマフラーにスポットを当ててご紹介いたします。

マフラーの音を数値化する3つの指標

マフラーの音量をチェックする基準は、近接排気騒音、加速走行騒音、定常走行騒音の3つあります。そのうち、車検でチェックされる項目は近接排気騒音ですが、それぞれどのような基準のものなのか見ていきましょう。

近接排気騒音

まずは、車検時に検査される近接排気騒音です。これは、計測器をマフラーの出口から50cm離し、45度の角度で計測器を設置します。そこで、最高出力回転数の75%までエンジンを回し、キープしたところから一気にアクセルを離します。

この時の計測値が96db以下であれば車検はクリアです。90dbで犬の鳴き声、100dbで電車の高架下ほどなので、かなり大きな音に感じるかもしれません。しかし、社外マフラーはこの基準値ギリギリの製品が多いです。

機械で計測するので、誰が検査しても同じ結果が出ますし、検査員によって車検が通ったり通らなかったりということはありません。もし、前回の車検と同じマフラーで検査が通らないのであれば、劣化によるものなので交換する以外に方法はないでしょう。

加速走行騒音

こちらは、車検では行わずに車検対応の公認マフラーの認定を受ける際に計測されます。これは、車を目一杯加速させた際の排気音を計測します。マイクも走行する道路の横に設置されるため、音量は近接排気音量よりは低いですが、76dbがボーダーラインとなっています。

これは、歩行者の横を車が通過した際、実際に耳にする音量となりますので現実的ですね。この基準をクリアしたものでなければ、販売時に車検対応と明記できないことになります。

定常走行騒音

こちらも、公認マフラーの認定を受ける際に計測されます。加速走行騒音は加速時の計測でしたが、こちらは一定の速度で走行している時の音量です。車を運転される方ならご存知ですが、一定の速度で走行すると回転数が上がらず、音量も小さいです。

定常走行騒音は72db以下です。この基準もクリアできなければ公認マフラーの認定が受けられないため、メーカーも研究を重ねてなんとか基準内の製品を開発しているのです。

車検に通るマフラーの選び方

車検に通るマフラーを選ぶには、まず純正をチョイスすれば間違いなく通過します。新車登録時の厳しい審査を受けているマフラーなので、穴が開くなどの排気漏れなどがない限りはほぼ確実です。

しかし、それでは物足りないという方は、JASMA公認のマフラーを取り付けましょう。JASMAは、日本自動車スポーツマフラー協会の略称であり、車検以上に厳しい基準を設けて認定を出しています。認定を受けたマフラーだけが、そのエンブレムを掲げることを許されています。

JASMA公認であれば車検に通るということなので、マフラー購入をお考えの際は、JASMAの認定を受けているかを確認してみてください。

「車検の時だけ純正に」はNG

稀に、車検時にのみマフラーを純正に戻される方もいらっしゃいます。しかし、近年取り締まりが厳しくなり、道路交通法ではなく道路運送車両法で裁かれるようになりました。

これは、懲役刑および罰金刑なので、道路交通法よりも重い刑罰です。マフラー改造で前科がつくというケースもありますので、知らなかったでは済まされません。十分に注意してください。

これからの新車は、新基準が適用される

平成28年10月以降の生産車に関しては、新基準が設けられました。これは、純正マフラー以上の音量を出してはいけないという法律です。以前の基準と比較しても、かなり厳しくなったと言えます。

各メーカーが音質を変えるために日々努力を重ねていますが、この基準は厳しいものです。平成28年10月以前に生産された車であれば、以前の基準で車検は通ります。

輸入車は猶予がある

しかしこれにも少し抜け穴があります。輸入車に関しては、平成34年9月以降に生産された車とされています。日本企業よりも少し猶予を長くしているので、どうしても新車を購入したく、さらにマフラーを交換したい方は輸入車という選択肢もあるでしょう。

まとめ

マフラー第一にカスタムしたいパーツですが、基準を守らなければ重い刑罰がのしかかります。基準をしっかりと理解し、交換するのであれば車検対応のマフラーを交換しましょう。

取り締まりや基準は年々厳格化されています。今後もさらに厳しくなることが予想されますので、法改正があった際などは注意しながら見ていきましょう。

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