車検ビギナーに送る!車検の時に必要な持ち物まとめ! | CARTUNEマガジン
車検ビギナーに送る!車検の時に必要な持ち物まとめ!

2019年02月11日 (更新:2020年08月21日)

車検ビギナーに送る!車検の時に必要な持ち物まとめ!

車検は、新車を購入した時に3年間、継続車検であれば2年間の有効期間があります。車検を受けると、新しい車検証が発行され、自賠責保険、自動車重量税を2年分支払う必要があります。このように車検時には準備しなければいけないものがいくつかあります。今回は車検のときに必要なものをご紹介します。

お店に車検依頼する場合に必要なもの

ディーラーや民間工場など、お店に車検を依頼するときには、以下を準備する必要があります。

車検証

車検証は、その車が保安基準を満たしていることを証明する書類です。新車を購入したとき、または車検を受け終わった際に受け取ります。車検証を紛失している状態で公道を走ることは禁止されており、車検を受けることもできません。

もし車検証を紛失している場合は、陸運局・軽自動車検査協会で再発行の手続きをする必要があります。お店が車検証の再発行を行なうのであれば「使用者の委任状」「理由書」が必要で、これらには使用者の認印が押されていなければいけません。

また車検証のコピーをとっている方は、それも一緒に提出することで車検証の再発行が可能です。再発行するときは陸運局・軽自動車検査協会に300円を支払わなければいけません。またお店によっては車検証再発行代行手数料が必要な場合があります。

自動車損害賠償責任保険証明書

自動車損害賠償責任保険証明書は、自賠責保険に加入していることを証明する書類です。お店で車検を承っているところでは保険の取り扱いもしていますので、基本的には車検を受けて、車を返してもらうときに新しい自動車損害賠償責任保険証明書をもらうことができます。

自動車損害賠償責任保険証明書の有効期限は24ヶ月が基本です。もし店頭での受け取りでない場合は、自宅に郵送されます。車検証と同様に、自動車損害賠償責任保険証明書を紛失してしまうと公道を走ることはできません。

万が一紛失した場合は、加入している保険会社に連絡をして再発行の手続きを行なう必要があります。

自動車税納税証明書(継続検査用)

自動車税納税証明書は、自動車税の支払いが完了していることを証明する書類です。自動車税は年度ごとに支払う税金で、5月末日までに支払う必要があります。自動車税納税証明書を紛失しても公道を走ることは可能ですが、車検や名義変更手続きを受けることができません。

紛失した場合は、車検証と印鑑を用意して、自動車税管理事務所、または各都道府県の税事務所のいずれかに出向いて、再発行の申請手続きを行なうようにしましょう。

ユーザー車検を受ける場合に必要なもの

車検を自分で受ける場合は、陸運局・軽自動車検査協会で「ユーザー車検」に通す必要があります。ユーザー車検では、以下のような書類が必要です。先ほどと重複する書類については、簡潔に説明していますので、詳しくは前述を参考にしてください。

車検証

前述と同じく、その車が保安基準を満たしていることを証明する書類で、普段は車に積まれている書類です。車に積まれていない状態で走行してはいけませんので注意しましょう。

自動車損害賠償責任保険証明書(新旧2枚)

前述と同じく、自賠責保険に加入していることを証明する書類です。必ず加入しなければいけない保険で、この証明書も車に積んでおかなければならない書類になります。

自動車税納税証明書(継続検査用)

前述と同じく、自動車税を納税していることを証明する書類です。車に積んでおく必要はありませんが、この証明書がなければ車検を通すことができません。

自動車検査票

自動車検査票には「車検・構造等変更検査・新規登録検査」の各検査項目の合否が記載されています。この書類は、車検を受ける陸運局・軽自動車検査協会の窓口で受け取ることが可能です。紛失しても窓口でもらうことができます。

検査場レーンで検査を受けるたびに検印が押されますので、陸運局・軽自動車検査協会現地でこの書類を紛失すると、検査がスムーズに進まないことがあります。

自動車重量税納付書

自動車重量税納付書は、自動車重量税を納付するときに提出する書類です。車検を受ける際には、この納付書を陸運局・軽自動車検査協会で受け取り、印紙を貼り付けて申請する必要があります。車の重量によって税額が異なるため、事前に確認しておくと現地の支払いがスムーズです。

継続検査申請書

継続検査申請書は、車検証を発行するときに必要となる書類です。車検を受ける陸運局・軽自動車検査協会、または隣接している用紙販売窓口で販売されています。費用は100円程度です。

定期点検整備記録簿

定期点検整備記録簿は、12ヶ月点検などの法的点検の内容が記録されている書類です。車を購入したタイミングに受け取るか、整備振興会にて150円程度で購入できます。この書類がない場合は、整備工場などで点検・整備を受けて定期点検整備記録簿を発行してもらう必要があるのです。車の点検・整備は10,000円前後で受けることができます。

ユーザー車検のようす

以下の画像を見ると、ユーザー車検のようすを窺うことができます。

だんぼさんのエルグランドの画像
だんぼさんのエルグランドの画像

ユーザー車検を受けにくる人は、車屋はもちろんのこと個人で受けに来ている人もたくさんいます。写真のようにレーンで検査を受けるまでに並ぶのは日常茶飯事です。陸運局の近くには車検のテスター工場もあり、そこであらかじめ検査項目をチェックしてもらうことができます。サイドスリップが狂っていても、すぐに調整してくれます。

車検場レーンに入ると、サイドスリップ、スピードメーター、ヘッドライト、ブレーキの順にテストし、その後に排ガスを測って、下廻り検査です。車が保安基準を満たしていれば車検に合格です。慣れればユーザー車検も難しくありません。

まとめ

今回は車検のときに必要なものをご紹介しました。お店に車検を依頼する場合と、自分でユーザー車検を通す場合では必要書類が異なりますので、忘れ物がないように確認しましょう。

車検を受ける際に書類が足りない場合は、書類を探さなければならず、あまりにも時間がかかってしまうと車検が切れる可能性もあります。そうなる前に早い段階から必要書類についてはそろえておいてください。

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