洗車の頻度ってどのくらい?やり過ぎてもいけない洗車事情を紹介! | CARTUNEマガジン
洗車の頻度ってどのくらい?やり過ぎてもいけない洗車事情を紹介!

2019年02月12日 (更新:2020年08月17日)

洗車の頻度ってどのくらい?やり過ぎてもいけない洗車事情を紹介!

愛車をきれいに保つには、自動車に付着したホコリやチリ、砂などの汚れを洗車によって除去することが必要不可欠。ただ、洗車の際に傷が発生したり、シミが発生したりすることもあるので、洗車の頻度や正しい方法を知っておくことが大切です。

洗車の頻度は月に1度

ヒロキpowerさんのシビックタイプRFD2洗車の画像
ヒロキpowerさんのシビックタイプRFD2洗車の画像

洗車傷はなぜできる?

洗車する際にボディなどに傷ができることを洗車傷と呼ぶことがあります。洗車傷は、主に洗車スポンジにホコリやチリ、小さな砂が付着しているにもかかわらず、ごしごし擦ってしまったり、ナイロンや布ブラシの洗車機を使ったりした際に発生します。また、荒い繊維のタオルを使って水分の拭き取り作業をしただけで洗車傷が発生してしまうこともあります。

洗車傷を防止するためには?

洗車傷を防止するためには、洗車スポンジを使う前に水道水や高圧洗車機などでボディに付着したホコリやチリ、小さな砂を洗い流すようにしましょう。また、ナイロンや布ブラシなどの洗車機を使わず、ノンブラシ洗車機を使う方法もあります。

ひどい汚れの場合は、ノンブラシ洗車機では汚れをしっかり落とせないことがあるので、必要であれば再度手洗いで洗車をすると良いでしょう。ただ、洗車スポンジを使う前にホコリやチリ、小さな砂をしっかり洗い流したつもりでも、僅かに残ってしまうもの。いそのため、洗車傷を全く発生させないで洗車することは難しく、洗車するたびに小さな傷ができることは避けられないのです。

つまり、それほど塗装面はデリケートだということ。洗車傷を減らすためには、毎週のように洗車をするのではなく、月1回の頻度に抑えたほうがよいでしょう。

その洗車道具、大丈夫ですか?

ミラちゃん@たか   さんのミラL250V洗車の画像
ミラちゃん@たか さんのミラL250V洗車の画像

よい仕事はよい道具からといわれるように、洗車道具も定期的に交換が必要です。例えば、古くなった洗車スポンジは表面に汚れが目立ってきますが、そこには細かいゴミやホコリ、チリが含まれる場合があります。

そんな古くなった洗車スポンジでボディを擦ってしまうと、洗車傷の原因になりかねません。早めに交換することをオススメします。これは洗車ブラシや拭き取り用クロスなどにもいえることで、表面に汚れが目立ってきたら交換するようにしましょう。

正しい洗車方法はこれ!

洗車に必要な道具

洗車に必要な道具は、洗車スポンジ、ブラシ(アルミホイール&タイヤ用)、バケツ、拭き上げタオル、セーム、マイクロファイバークロス、洗剤、ワックス、コーティング剤、スポンジ(ワックス、コーティング剤)などです。全高が高い自動車は脚立があると便利です。

洗車スポンジはボディ用とタイヤ&ホイール用に分けて2つ用意するか、ボディ用の洗車スポンジとは別にアルミホイール&タイヤ用のブラシなどを用意することで、タイヤやホイールに付着した泥などで、ボディが傷付く事を防げます。セーム、マイクロファイバークロスは吸水性に優れているので、用意しておくと作業時間が短縮できます。

洗車をする際の注意点

服装

洗車をする際は、動きやすく金属製のボタンやチャックが付いていない服装にして下さい。腕時計、指輪、ネックレスなどのアクセサリーはボディを傷付ける恐れがあるので、外しましょう。

洗車場所

洗車を行う場所は、自宅の駐車場やコイン洗車場などが候補になると思います。コイン洗車場の場合、時間がかかるワックスがけや拭き取り作業は洗車スペースで行うことは避けて、駐車スペースで行いましょう。洗車スペースには仕切りがありますが、高圧洗車機のノズルを水平より上に傾けると、他の人や自動車に水などがかかってしまうことがあるので要注意です。高圧洗車機のノズルの角度は、水平より下にすることを心掛けてください。

洗車時の天候

雨天の洗車は、ボディに付着した汚れなどが雨で浮き上がっているので除去しやすかったり、空気中にチリが少なかったりするメリットがあります。さらに、雨で洗剤などを洗い流せるので、シミの原因になる水道水をあまり使わなくてすむメリットもあります。ただ、ワックスがけは雨天には行わないほうがよいです。

また暑い季節の洗車は、洗剤やワックス、コーティング剤の乾燥を防ぐために、広い範囲を一気に仕上げるのではなく、細かく範囲を区切って仕上げます。乾燥し風が強い日は、空気中にホコリやチリが多く含まれる場合があるので、洗車には向いていません。

洗車の手順

  1. ボディやタイヤ&ホイールに水道水をかけたり、高圧洗車機の水を吹き掛けたりしてホコリなどを洗い流します。この時、塗装が傷む可能性があるので、ノズルの先端(高圧洗車機)をボディに近づけ過ぎないようにして下さい。
  2. バケツに適量入れた洗剤に勢いよく水道水を入れて泡立てます。この際、水道に繋いだホースの先を指で絞る事で、水の勢いが大きくなります。
  3. 泡立てた洗剤を含ませた洗車スポンジでボディを擦り、汚れを浮き上がらせます。この際、洗車スポンジは前後など一定方向に優しく動かし、ルーフなど高い部位からスタートします。
  4. タイヤ&ホイールは、泡立てた洗剤を含ませたブラシで擦り、汚れを浮き上がらせます。
  5. 水道水や高圧洗車機の水を吹きかけ、細部まで洗剤や汚れを洗い流します。ステップ1同様、塗装が傷まないようにノズルの先端をボディに近づけ過ぎないようにしましょう。
  6. 拭き上げタオル、セーム、マイクロファイバークロスなどを使い、残った水分を除去します。この時、洗車スポンジと同じく前後など一定方向に動かし、ルーフなど高い部位から水分を除去します。
  7. スポンジを使ってワックスやコーティング剤をボディに塗り、仕上げます。この際、洗車スポンジと同じく前後など一定方向に動かしながら、ワックスやコーティング剤をボディに塗ります。

まとめ

洗車は、ボディに付着した汚れを除去するために行いますが、同時に洗車傷やシミの発生が懸念されます。そのため、洗車の頻度は月一回にとどめ、スポンジを使う前に、水道水や高圧洗車機によってしっかり、ホコリやチリなどを除去しておく事が重要です。洗剤を含ませたスポンジを使ってボディを擦るのは、汚れを落とすのではなく汚れを浮き上がらせるためなので、強く擦るのではなく、優しく擦ってください。

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