ダイハツの人気軽「ムーヴ」の中古車の相場や買うときの注意点を紹介します!

2019年01月10日

ダイハツの人気軽「ムーヴ」の中古車の相場や買うときの注意点を紹介します!

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歴代ダイハツ ムーブの中古車価格相場を解説します。1995年に誕生したムーブは現在ダイハツの看板車種。絶大な人気を誇る軽トールワゴン市場の代表車種として、ライバル車種との相場の違いや、中古車で購入するときの具体的な注意点なども紹介します。

ダイハツの人気軽「ムーヴ」の相場はどのくらい?!

初代(L600系)・2代目(L900系)・3代目(L150系)

新規格の軽自動車として1995年に誕生した初代ダイハツ ムーブは、当時の軽ワゴン市場を席巻していたスズキ ワゴンRの対抗馬として開発されました。

2代目・3代目ムーブまでに搭載されるエンジンは、ミラターボなどにも搭載されていた鋳鉄製のFE型3気筒エンジンと、今でもダイハツの名機とされるJB型4気筒エンジンが搭載されていました。

中古車価格

中古相場は5万〜25万円程度。年式の古さから非常に安価ですが、経年劣化が進み、初代・2代目は市場から消えつつあります。2002年に登場した3代目も物件数は少なくなってはいるものの、現在販売されている中古車両は比較的状態よい個体だけが残っています。

ライバル車種と中古価格

当時は、軽自動車の規格が現在と同じになったばかりの黄金期。ライバル車はスズキ ワゴンR・スズキ MRワゴン・ホンダ ライフ・三菱 トッポBJ・三菱 ekワゴン・スバル プレオなど多数のライバルが存在しました。市場にある個体はムーブと同じ状況であり、現在の中古車相場は同年式ならば横並びの5万〜25万円程度です。

4代目ムーブ(L170系)

2006年に誕生した4代目ムーブは、ホイールベースが大きく延長され、現代の軽自動車により近づきました。初代ムーブのデザインディティールが組み込まれ、看板車種のとしての存在感が高められているのもトピックです。4代目からダイハツ エッセなどにも搭載される新型アルミエンジンが搭載され、燃費性能が飛躍的に向上しています。

中古車価格

中古車相場は15万〜70万円。ただし、30万円以下の個体は走行距離10万km前後の個体が多く、購入に踏み切れるのは30万円以上のなるべく高年式の車が狙いめです。

ライバル車種と中古価格

4代目ムーブのライバル車種は、スズキ ワゴンR・スズキ パレット・ホンダ ライフ・ホンダ ゼスト・スバル R2・スバル ステラなど。中古価格はムーブと同程度ですが、ダイハツ ムーブとスズキ ワゴンRはとくに販売台数が多いため中古車物件も豊富にあります。コンディションのよい個体が探しやすいのが特徴です。

5代目ムーブ(LA100系)

2010年〜2014年まで販売された5代目ムーブは、先代よりも軽量化とコストダウンがすすめられました。搭載エンジンは先代ゆずりのFKエンジンの改良を進め、トランスミッションは全車にCVTを採用。平成22年排出ガス規制に適合させるために、さらなる燃費向上が図られました。

中古車価格

5代目ムーブの中古車相場は25万〜100万。50万円以上の個体が走行距離10万km未満です。この頃から、ダイハツ タントなどのスーパーハイトワゴンが爆発的に売れはじめるとともに、ミライースなどの燃費を最優先にしたシティコミューターにも客足が流れはじめました。中途半端な印象が強く出てしまったムーブは販売台数が伸び悩み、中古車物件が少なめであることが特徴です。

ライバル車種と中古価格

最大のライバルであるスズキ ワゴンRの価格も25万〜100万円ほど。スズキ ワゴンRもムーブと同じく、スーパーハイトワゴンとシティコミューターに需要を奪われ、中古車物件は少ない傾向にあります。

6代目ムーブ(LA150系)

2014年にフルモデルチェンジを果たした現行型6代目ムーブは、外装の樹脂化や軽量・高剛性の新型プラットフォーム「Dモノコック」を採用。また、サスペンション設計の見直も相まって、車としての基本性能を大幅に向上させて登場しました。

全車に自動ブレーキなどの予防安全装備「スマートアシスト」を装備したグレードを用意し安全性能も向上しています。

中古車価格

6代目ムーブの中古車相場は50万〜170万円。年式が新しいこともあって、過走行気味の車はまだ少ないようです。80万円前後の価格帯で走行距離2〜3万kmの個体が価格バランスがよくおすすめです。また新古車が多いのも特徴です。

ライバル車種と中古価格

スズキ ワゴンRと日産 デイズ、ホンダ N-WGNなどの直接的なライバルは、ムーブと同じく50万〜170万円の価格帯です。タントやN-BOXなどのスーパーハイトワゴンはムーブよりも10万〜20万円ほど高い価格帯が相場になります。

ダイハツの人気軽「ムーヴ」の中古車を買うときの注意点

走行距離をチェック!

走行距離つまり稼働時間を重ねるほど車は消耗するため、消耗限界に達した部品から壊れることになります。とくに近年の軽自動車は、限界付近までの進められた軽量化により、古い軽自動車と比べても、あらゆる面で耐久性が劣る傾向にあります。年式の古い車では、ボディのサビやゴムブッシュの硬化などの経年劣化に重点を置きましょう。

修復歴がないかチェック

軽自動車はクラッシャブルゾーンが少ないため、衝突はほぼそのまま車の骨格フレームを歪めてしまいます。フレームが歪んだ車は、たとえ修理をしたとしてもまっすぐ走らなかったり、異音や振動が発生する場合がありますので、修復歴のチェックは最重要項目です。

機関系のトラブルをチェック

軽自動車だからといってエンジンやトランスミッションが壊れやすいということはありませんが、部品耐久性に劣る傾向があります。機械工作精度が向上したことで、部品の強度限界が容易に判断できるようになったため、ギリギリまで性能向上させることができる代わりに、耐久性に余裕がないのが近年の軽自動車の特徴です。

些細なトラブルが後々大きなトラブルに発展する場合がありますので、購入前に試乗して機関系に異音や異常な振動がないかをチェックするのが理想的です。

まとめ

ムーブは2000年以降のダイハツを代表する車です。全長と全幅に限りがある軽自動車規格のなかでいかに実用性を引き出せるかを模索しながら5代目まで進化してきました。2010年以降はより快適な室内空間を実現したスーパーハイトワゴンが台頭しはじめ、その地位が危うくなりましたが、運動性能と燃費性能、快適性をうまくバランスさせることで立場を守り続けています。

ムーブは人気モデルであるため、モデルサイクルが早いのが特徴ですが、歴代ムーブは、その時代のニーズを上手にバランスさせて、丁寧につくられていることが見て取れます。最新のムーブがもっとも優れているのは間違いありませんが、過去のムーブにもそれぞれのよさがあります。それを実際に乗ってみて確かめてはいかがでしょうか。