アルファードのマイナーチェンジを徹底解説!

2018年12月24日

アルファードのマイナーチェンジを徹底解説!

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2017年12月25日にマイナーチェンジされたトヨタのLサイズミニバン「アルファード/ヴェルファイア」は、フロントグリルが劇的に変化し、特にそれまで「ヴェルファイア」に比べてインパクトに欠けていた「アルファード」の変化が大きく、販売台数も逆転するほどの人気を博しました。そこで、この「アルファード」のマイナーチェンジによる変更点を詳しく解説します。

エクステリアデザインの変更

エクステリア

エクステリアにおいては、グリルセンター部の突き出しや階段形状の造り込み、縦基調を強調したメッキ加飾などにより、それまで大人しい印象でインパクトに欠けていたフロント部分を、より堂々とした顔付きへと生まれ変わりました。さらに、バックドアガーニッシュ、リアコンビネーションランプも個性をより際立たせたデザインになり、リアも迫力あるスタイリングになっています。

インテリア

インテリア
引用元:https://newsroom.toyota.co.jp
インテリア

インテリアはというと、メーターリングやシートの表皮、木目の色をなどを変更したことで、もともとある高級感をさらに高められ、極上の心地よさを実現しています。

「Executive Lounge S」の特徴

また、エアロ仕様として、ゆとりのセカンドシートを備える最上級グレード「Executive Lounge S」が設定されました。「Executive Lounge S」は、フロントグリルを外側へ拡幅し、メッキモールをヘッドランプからバンパーコーナーへと張り出すようにレイアウトすることで、ワイド&ローなスタンスを強調。さらに、「ブラック&ホワイト」の専用インテリアを採用し、シルバー木目調の専用加飾や、防汚処理加工を施したホワイト色のプレミアムナッパ本革シートが、先進的でモダンな室内空間を演出します。さらに、ハイブリッド車のエアロ仕様には、エントリーグレードのアルファード「S」も設定されています。

安全装備・快適装備

アルファードに装備されている衝突回避支援システム「Toyota Safety Sense P」を、新たに第2世代版の「Toyota Safety Sense」に進化させ、「レーントレーシングアシスト(LTA)」、「ロードサインアシスト(RSA)」などをパッケージ化し、高い認識性能と信頼性を両立させることで、安全性能を向上させています。

「Toyota Safety Sense P」と第2世代版の「Toyota Safety Sense」の機能比較表

Toyota Safety Sense P Toyota Safety Sense(第2世代版)
プリクラッシュセーフティ
検知センサー ミリ波レーダー+単眼カメラ
検知対象/車両
検知対象/歩行者(昼)
検知対象/歩行者(夜)
検知対象/自転車運転者
自動ブレーキが作動する速度/対車両 約10~180km/h 約10~180km/h
自動ブレーキが作動する速度/対車両 約10~180km/h
自動ブレーキが作動する速度/対自転車運転者 約10~180km/h
レーントレーシングアシスト(LTA)
レーンディパーチャーアラート(LDA)
レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付) 〇(一部の車種はブレーキ制御付)
アダプティブハイビームシステム(AHS) またはオートマチックハイビーム(AHB) 〇(車種により、設定が異なります) 〇(グレードにより、設定が異なります)
ロードサインアシスト(RSA)
先行車発進告知機能(TMN)

さらに、2018年10月25日に一部改良が行われ、駐車場などでのアクセルの踏み間違いや踏みすぎなどで起こる衝突被害の軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナーを全グレードに標準装備し、セットオプションだったブラインドスポットモニター(BSM)を、デジタルインナーミラーとの組み合わせとしています。

操縦安定性&乗り心地UP

マイナーチェンジでは、外観デザインや安全性能以外にも、操縦安定性や乗り心地も改良されています。

操縦安定性をUP

走行性能では、筒内直噴とポート噴射の両インジェクターを備えた、トヨタ独自の燃料噴射システム“D-4S”を採用して高い燃費性能を確保した、V6・3.5LエンジンにDirect Shift-8ATを採用。また、低燃費、優れた走行性能、低排出ガス、そして圧倒的な静粛性を実現するハイブリッド車を設定しています。

乗り心地をUP

また、上質な乗り心地と操縦安定性を確保するために、ダブルウィッシュボーンリヤサスペンションに加え、ショックアブソーバーの減衰力を適正化する新型バルブを採用。さらに、構造用接着剤の適応範囲を拡大することでボディ剛性をより高めています。さらに、ウインドシールド、フロント・リヤクォーター、バックドアガラスには高剛性ガラス接着剤を新たに採用し、優れた走行安定性を実現しました。

まとめ

Lサイズミニバンクラスでは最強のアルファードですが、唯一の問題は販売成績において、姉妹車のヴェルファイアに常に後塵をはいしていることでした。それが、マイナーチェンジ以降は逆転し、直近の月間販売台数ではアルファードがヴェルファイアに2千台近い大差を付けているのです。これは、アルファードがフロントデザインを大幅に変更し、ヴェルファイアに近いアグレシップなものになったことが、ユーザーに評価されたようです。