ヘッドライトの黄ばみを取る方法を紹介します!

2018年12月12日

ヘッドライトの黄ばみを取る方法を紹介します!

labelライト

自動車のヘッドライトは外気環境などの要因による経年劣化によって黄ばみを持つようになります。見た目の印象を悪化させる黄ばみですが、取り除くことが可能です。今回はヘッドライトの黄ばみの取り除き方は、黄ばみが発生する理由などを合わせて紹介します。

黄ばみはなんでできるの?

原因はこれだ!

何故ヘッドライトに黄ばみができてしまうのか、それは走行中の車両のヘッドライトは常に外気の影響や様々な環境要因の影響を受けやすいということが関係しています。さらに言えば、これらの影響を受ける素材がヘッドライトの材質として使われているということも忘れてはなりません。

ヘッドライトの材質

今日の自動車のヘッドライトに使われている材質のほとんどは樹脂製で、ポリカーボネートと言う種類の樹脂です。ヘッドライト材質に樹脂が使われていることが、ヘッドライトの黄ばみの原因の根本的な原因となっています。

紫外線が一つの原因

その理由ですが、まず、ポリカーボネートは紫外線を浴びていると劣化してしまうのです。日光には紫外線が含まれていますので、自動車のヘッドライトは必ず紫外線を浴びているということになります。車体外側にヘッドライトがむき出しの状態となっている以上、これを避けることは難しいです。

高温多湿な環境も敵

ポリカーボネートを劣化させるのは紫外線だけではありません。高温多湿な環境において、ポリカーボネートは少しずつ劣化してしまいます。このような環境ではポリカーボネートを使ったものに加水分解と呼ばれる分解反応が発生しやすくヘッドライト(材質)に曇りや変形が発生してしまうのです。樹脂製品などで色が黄ばんでしまうものを見かけたことがある方もいらっしゃると思いますが、それも加水分解による劣化になります。

そのほかの原因

紫外線や加水分解以外にもヘッドライトに黄ばみを発生させる原因があります、それはヘッドライト自体に付いてしまった傷です。ヘッドライトは常に外気にさらされている状態です、そのため埃や砂埃などが当たるとヘッドライトに傷がついてしまいます。それだけでなく、洗車機を使った洗車などでもヘッドライトに傷がついてしまう可能性があるのです。これらによってヘッドライトに生まれた傷・ヘコミ部分などから少しずつ劣化が進んでしまいます。

ヘッドライト材質に樹脂が使用される理由

ポリカーボネート製ヘッドライトが今では主流ですが、以前はガラス製ヘッドライトが多く使われていたのです。ポリカーボネートをヘッドライトの材質とする場合、黄ばみは避けることのできない経年劣化の1つとなりますが、ここで気になることは、何故ヘッドライトの材質にポリカーボネート(樹脂)が使われているのかということです。これにはいくつかの理由が存在します。

一つ目の理由

まず1つめの理由は樹脂製ヘッドライトのコストパフォーマンスの高さです。樹脂製ヘッドライトはガラス製ヘッドライトよりも安く製造することができます。そして、製造コストを抑えることができるだけでなく、軽量・高強度・製造が比較的に容易・透明度などでガラス製ヘッドライトよりも優れているということが決め手です。ヘッドライトに求められている多くのスペックを満たすことができるという点が、今日の自動車のヘッドライトがポリカーボネート製で製造されることへとつながっています。

二つ目の理由

2つめの理由は自動車の安全性を高めるためです。ガラス製ヘッドライトよりもポリカーボネート製ヘッドライトのほうが耐衝撃性に優れています。ポリカーボネートは数ある樹脂素材の中でもトップレベルの耐衝撃性を備えていることで有名で、ポリカーボネートの特長でもあるのです。

これらの理由が合わさって、今日の自動車のヘッドライトにはポリカーボネートが材質に採用されています。ポリカーボネート製ヘッドライトには経年劣化による黄ばみが発生しますが、この樹脂を採用することによってそれ以上の恩恵をメーカーとユーザーの両方が受けていることに間違いありません。

黄ばみって取れるの?

樹脂製ヘッドライトの自動車を所有している以上、ヘッドライトの経年劣化・黄ばみ問題を避けて通ることはできません。しかし、黄ばんでしまったヘッドライトを綺麗にして黄ばみを落とすことは可能です。ここでは、黄ばんでしまったヘッドライトを綺麗にするサービスを提供している店舗やショップにはどのようなところがあるかを紹介します。

ディーラー

まず初めに紹介するヘッドライトの黄ばみ取りをしてくれる店舗はディーラーです。ヘッドランプクリーニングといった名称で提供されているサービス(作業)になります。東海マツダのウェブサイトで紹介されている内容によると、汚れや黄ばみを専用のクリーナーでクリーニング及び表面を揃える作業を行い、合わせてその表面にコーティング加工を施す、とのこと。

東海マツダの場合、作業工賃はヘッドライト左右で税込7,020円となっています。各自動車メーカーのディーラーによって価格に差があることが予測されますので、事前に価格を確認しておくと良いでしょう。

マイカーのメンテナンスをディーラーに持ち込んで依頼している方であれば、定期メンテナンスのついでに依頼することができるというメリットがありますので、ヘッドライトの黄ばみなどが気になる場合には一度相談してみてはいかがでしょうか。

オートバックス

油脂類交換作業からタイヤ交換にアライメント測定などの様々な整備やカー用品の販売を行っているオートバックスでもヘッドライトの黄ばみ取りを行っています。「ヘッドライトポリッシュ」という名称のサービスです。このサービスでは、ポリッシャーを使ってヘッドライト表面の黄ばみや汚れを取り除く内容となっています。価格は左右で税抜3,000円~です。

カー用品を購入しにオートバックスに訪れた時や、ドライブしていてたまたまオートバックスが近くにあった時などに、サービスパドックの混雑具合にもよりますが、そのまま依頼することも可能です。オートバックスの店舗なら様々なカー用品が置かれていますので、サービスの待ち時間を有意義に過ごすこともできるでしょう。スーパーオートバックスなら社外ハンドルからセミバケやフルバケといったアイテムも数多く販売されているので、より楽しむことができそうです。

カーコーティングショップ

自動車ボディへのセラミックコーティングやカーコーティング、カーフィルムの貼り付けといった施工をするのがカーコーティングショップ、そのようなカーコーティングショップにも、当然ですが、ヘッドライトコーティングを依頼することができます。

カーコーティングショップということだけあってか、作業全体の流れや作業風景例を動画で紹介しているなど、ユーザーの方々がヘッドライトコーティングとはどのようなものかということを知ることができるようにしている店舗もあります。これは非常に大切なことで、何故なら、費用がとても高いからです。60,000円近くの費用がかかってきます。価格が価格ですので、本当に信頼のできるコーティングショップであるかどうかを見極めることが大切です。しかし、レベルの高いコーティングショップであれば完成したときのクオリティは非常に高いものとなっていることは間違いないでしょう。

プロがやる方法を自分で再現しよう

店舗に黄ばみ取りを依頼することなく自分でヘッドライトの黄ばみ取りを仕様と考えている方のために、ここではヘッドライトの黄ばみを取る一般的な方法を紹介します。

カーコーティングショップなどで実践されているヘッドライトコーティングでは、その店舗にもよりますが、最初にマスキング作業を行い、ヘッドライトの研磨、ポリッシャーによる研磨、コート吹きかけおよびその乾燥作業、と言う流れが一般的です。自分で作業する場合には設備や予算そして時間に制約があることは間違いないので、できる範囲内で作業することが必要となります。

用意するもの

DIYでヘッドライトの黄ばみを取り除く場合、次のものが揃えることが必要です。

  • ウエス
  • 耐水ペーパー各種(粗目・細目・中間の3種類)
  • コンパウンド
  • コーティング剤

黄ばみ取りの手順・方法

1.水洗い

ヘッドライト黄ばみ取りで最初に行う作業はヘッドライトを水洗いすることです。ヘッドライトに水を流してヘッドライト表面に付着した埃や土などを確実に落としておきましょう。ヘッドライトを洗い終えたらヘッドライト縁部分にマスキングテープを貼りつけてください。ここまでできたら黄ばみ取りの準備は完了です。

2.耐水ペーパーで磨く

次に行う作業は耐水ペーパーを使ったヘッドライト磨きです。目の粗い耐水ペーパー(番数の小さいもの)から磨き始めて、最後に最も目の細い耐水ペーパーで磨くという流れとなります。磨き始める前に、使用する耐水ペーパーには水を付けておきましょう。力まず(力を入れすぎず)ヘッドライト全体を耐水ペーパーで磨いてください。黄ばみを耐水ペーパーで磨くと黄色の液体(黄ばみが混じった水)が出てきます。この液体が出てこなくなったら、目の細い耐水ペーパーで同じように作業してください。耐水ペーパーは1000番・1500番・2000番くらいを用意しておくと良いでしょう。

3.コンパウンド剤を使用して磨く

耐水ペーパーでの作業が終わったら、コンパウンド剤を使って磨きを行います。コンパウンド剤も3種類くらい用意して、番数の小さいものから順に使ってください。耐水ペーパーでは落とすことのできなかった傷をカバーすることができ、ヘッドライトを鏡面仕上げすることもできます。

4.コーティング剤を使用して磨く

最後に、コーティング剤をヘッドライト表面に塗って、ヘッドライトの紫外線対策をしてください。コーティング剤に使用するスポンジなどが付属している場合にはそれを使い、そうでなければウェスなどを使うと良いでしょう。一般的な家庭でDIYによるヘッドライト黄ばみ取りをするのであれば、この作業手順で十分です。

まとめ

今回はヘッドライトの黄ばみを取る方法を紹介しました。最近のほとんどの国産車はポリカーボネート製ヘッドライトとなっているので、黄ばみが気になり始めた方は、業者に依頼するのか自分でやるのかどうかを決めて、気になった時点で着手することをおすすめします。

ここで紹介した方法以外にも黄ばみを取り除く方法が存在していることも事実です。自身が作業しやすいものを取捨選択してください。