新車を買う時の値引き交渉方法を解説!新車は安く買おう! | CARTUNEマガジン
新車を買う時の値引き交渉方法を解説!新車は安く買おう!

2019年01月03日 (更新:2022年08月12日)

新車を買う時の値引き交渉方法を解説!新車は安く買おう!

新車を購入するときに、できることなら1万円でも安く車を購入したいものです。新車を購入する際は、営業マンに直接値引きの交渉することで、購入価格の値引きが見込めますが、最大限の値引きを受けるためには、何かコツがあるのでしょうか。そもそもディーラーはなぜ、値引きをしてまで新車を販売するのでしょうか。今回は新車をお得に購入するための値引き情報についてみていきます。

新車のメリット

まずは新車を購入するメリットについてです。「そもそも、新車を購入する意味ってあるの?」「新車ではなく、中古車でもいいのでは?」と思う人もいるでしょう。しかし、新車を購入するということはとてもメリットのあることなのです。

  • 保証が長期でついている
  • 長く乗れる
  • エコカーの減免を受けることができる
  • 最新性能の車に乗ることができる

保証が長いため車に不具合があったという場合などはすぐにディーラーに対応してもらうことができます。

大体の車は10年保証と長い保証ががついているので長い期間乗ることが可能です。エコカーの対象車であれば、エコカー減税を受けることができます。エコカー減税であれば、税金が安くなるので維持費を安く抑えることができ、とてもお得です。

新車というのは現行のモデルのものになるので最新技術が詰まった車です。なので、それ以上にない機能を使うことができるので満足できること間違いなしです。

ディーラーで値引きが可能な理由

hako877さんのCクラス セダンの画像
hako877さんのCクラス セダンの画像
引用元:hako877さんの投稿

車は1台売り上げるだけでも、何百万円の利益になるため、少々値下げしても、台数をたくさん売ることで利益は膨れ上がっていきます。そのため自動車メーカーも、各ディーラーに「1台でも多く売りましょう」と促してくるわけです。

都市のディーラーほど、営業マンが販売しなければいけない台数が多いですが、都市のディーラーは値引きされる金額が大きい分、お客様に購入してもらえるチャンスは多くなります。そのチャンスを生かして営業マンは1台でも多くの新車を売らなければいけません。

各ディーラーでは、営業マンが一丸となって新車を販売していますが、目標売上台数を達成すると、自動車メーカーからディーラーにバックマージン(奨励金・インセンティブ)が出ます。バックマージンがたくさん受け取れたディーラーは、さらにお客様への値引きが可能になるため、どんどん売り上げを伸ばそうとするわけです。このような理由から、ディーラーでは新車を購入するときに、値引きに応じてくれるのです。

値引きを引き出すコツは?

タナタカさんのUXの画像
タナタカさんのUXの画像
引用元:タナタカさんの投稿

先ほど、新車の見積りを出してもらうと、お客様が値引きの交渉をしていないにも関わらず、値引き金額が記載されているとお伝えしました。その値引き金額をみると「何も言わなくても値引きしてくれるんだ」と、少し嬉しくなりますが、その値引き金額に満足してはいけません。見積書に記載されている値引き金額は最低限度の値引き金額で、営業マンはその値引き金額でお客様を納得しようとしています。

あなたの中で、車を購入する時期が決まっていなければ、これからご紹介する時期・方法で新車を購入すると、最大限の値引きを受けることができるでしょう。ここでは値引きを引き出すコツについてご紹介します。こんな新車を手に入れるためにも、しっかりお読みになってください。

3月の決算次期を狙おう!

1年の中で、ディーラーが最大限の値引き金額を出してくれるのが3月です。3月はディーラーにとって、下半期決算期であり、何よりも年度末決算期という重要な月です。1年度の締めくくりになる月ですので、ディーラーは1台でも多くの車を販売しようとしています。また3月は、翌月の4月からの新生活に備えて車を購入する方が多い時期です。お客様はどこで新車を購入しようか悩んでいますので、ライバルにお客様がとられないように、他の月以上に値引きをして販売台数を伸ばそうとしています。このような理由があって、3月はディーラーが最も値引き交渉に応じてくれるのです。では3月に車を契約するまでの流れをみていきましょう。

2月から交渉を始めよう!

1年で最大の値引きを受けるためには、新車の「契約」を3月にするのがベストですが、だからといっていきなり3月に初めてディーラーを訪れて、新車を契約してはいけません。なぜなら営業マンも人間ですから、初対面のお客様に対していきなり最大限の値引き金額を提示してくれるわけではありません。

まずは2月頃にディーラーへ出向いて、営業マンに新車を購入する意思があることを伝えます。あなたの中で購入したい車種が決まっているなら、その車種を具体的に伝えるといいです。そして実際に購入するといくらかかるのか、見積りを出してもらいましょう。見積りを受け取れば「一度検討します」といって、この日は帰宅します。

後日、営業マンが電話で連絡してきて「その後ご検討は進んでいらっしゃいますか?」と尋ねてきます。そのときに「前向きには考えていますけど、他の車と迷っています」と伝えると、営業マンはその車種を聞いてくるでしょう。もしあなたがトヨタ・ヴォクシーを検討しているのであれば、日産・セレナ、ホンダ・ステップワゴンと比較していることを伝えるといいですし、同じトヨタでもノアもライバル車種になるため、引き合いに出せます。

これを聞いた営業マンは、何としてでもお客様を逃さないようにするため、値引きを含めた営業をかけてきますので、電話を切る前に、次にディーラーへ伺う日を決めてから電話を切りましょう。

2回目のディーラーに訪れるのは、2月中旬から下旬くらいがベストです。あなたが営業マンと電話をしたあと、どこまで新車購入を検討したかを伝えます。そのときに「ここで車を買うことを検討しているけれど、もう少し値引きできませんか?」と尋ねると、ほとんどの営業マンは値引き交渉に応じてくれます。なぜなら他の車種も視野に入れているお客様が、自分のところで車を購入すると言っているわけですから、値引きするほかないでしょう。

さらに値引きされた見積書を発行してもらってから、下取りしてほしい車がある場合は、その旨を営業マンに伝えます。ここでのポイントは、新車購入の見積書と、下取りの見積書を別々に出してもらうことです。これらを1つの見積書にされると、新車の値引き金額がいくらなのかが不鮮明になるためです。

よくディーラーの営業マンは「新車車両本体価格3,000,000円で、お値引きと下取り金額を合わせて400,000円ですので、新車車両本体価格は2,600,000円です」と言ってきます。これだと新車車両本体からいくら値引きされたか分かりません。このような戦法にかからないよう気をつけてください。

車を下取りに出す場合は、少しでも下取り金額を上げてもらうための交渉もしなければいけません。少しでも高く下取りしてもらうためには、自分の車の下取り相場をネットで調べておくといいでしょう。最終的に下取りの見積書を発行してもらいます。

これであなたの手元には、新車購入の見積書と、下取りの見積書の2つがある状態ですので、2回目のディーラー訪問はこれで終わりです。営業マンには「再度検討して3月には決めます」と伝えておくといいでしょう。

3月に新車を契約する

にゃーさんのシエンタNSP170Gの画像
にゃーさんのシエンタNSP170Gの画像
引用元:にゃーさんの投稿

新車購入の見積書と、下取りの見積書の2つを見て、3月に入ってからディーラーに出向きます。もしくはディーラーから電話がある場合は、いつディーラーで出向くのかを営業マンに伝えましょう。3月に入ると営業マンは1台でも多くの新車を販売したいと思っています。

新車購入の見積書より交渉次第ではさらに値引きが見込めますし、下取りの見積書の下取り金額をさらに上げてくれる可能性も十分にあります。3月にディーラーに訪れるあなたは、新車を契約することを前提に、実印をもっていきましょう。

最後の値引き交渉のときは「あと5万円下げてくれれば買います」というように、具体的な値引き金額を提示して、営業マンが難しそうな顔をしたときは「今日実印も持ってきていて、それだけ下げてくれたら買います」と伝えると、限界まで値引きしてくれる可能性が高いです。

お客様が実印までもってきていて、あとは契約書への記入と実印だけで契約が成立するわけですので、目の前に車を購入してくれるお客様を逃すわけにはいきません。営業マンも最大限まで頑張ってくれます。これ以上の値引きができないとなった場合は、車両本体価格の値引きではなく、オプションパーツの値引き交渉をしたり、サービス品・特典がつけられないかを聞くといいです。

このような形で値引き交渉を行ない、3月中に新車を契約することで、1年で最もお得に新車を購入することができるでしょう。ただ3月の契約になると、納車は4月以降になることを知っておきましょう。人気車種であるほど納期は伸びますが、3月に契約することで大幅な値引きが適用されます。

これらの交渉をしていく中で、無理に値引きを強いるのはよくありません。いくら3月で営業マンが販売台数を伸ばさないといけないからといっても、営業マンは新車を購入したお客様とは。購入後のメンテナンス等で長い付き合いになります。無茶を言うお客様とは営業マンも付き合いたくないと思って当然です。あくまでも値引き交渉は節度ある形で進めてください。

3月以外で値引き交渉に応じてもらいやすい時期

3月が最も大きく値引きされることはお伝えした通りですが、その他にも以下の時期を狙って新車を契約すると、大きな値引きが期待できます。

9月の半期決算

9月はディーラーにとって上半期決算期ですので、他の月よりも新車を1台でもたくさん売りたいときです。そのため新車車両本体価格を値引きしてでも、新車を販売しようとするため、大きな値引きが期待できます。

フルモデルチェンジ前

車は、基本的には一定の周期でフルモデルチェンジを行ないます。フルモデルチェンジされた車が販売されるということは、前モデルの車は売れなくなってしまうため、在庫をかかえている場合は新車車両本体価格を値引きしてでも車を販売しようとします。新型の車の販売が開始されますが、安く買えるなら前モデルの新車でもいいという方にはおすすめです。

ちなみにフルモデルチェンジの情報は、ネットで調べることができます。何月何日にフルモデルチェンジされた車が販売されるかも知ることができますので、販売される直前に新車を契約するといいでしょう。

まとめ

comebackのNariさんのスカイラインRV37の画像
comebackのNariさんのスカイラインRV37の画像
引用元:comebackのNariさんの投稿

今回は新車をお得に購入するための値引き情報についてみていきました。値引きをするときに心がけてほしいのは、値引き交渉相手である営業マンも人間ですから、1~2回会っただけの方に対して、大きな値引きはしません。一見の方より、長年お付き合いのあるお客様に対しては、値引きやサービスが大きくなるのは実際にあることです。

そのため、面倒ですが、初めてディーラーで車を購入する場合は、複数回ディーラーに出向くことをおすすめします。1度ディーラーに訪れただけで新車購入を即決しても、大きな値引きが受けられているわけではありません。記事では、どのような手順で新車契約をすればいいのかを示していますので、ぜひ参考にしてください。

もしあなたの都合がつくのであれば、新車を契約する月は「3月」が一番お得です。3月に新車の契約が難しい場合は、9月、月末、フルモデルチェンジ前をねらって、車の値引き交渉を行ないましょう。少しでも値引きをしてもらってお得に新車を購入しましょう。

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