冬前に行いたいクルマのバッテリー交換!

2018年11月22日

冬前に行いたいクルマのバッテリー交換!

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車を動かそうとキーを回しても、まったくエンジンがかからない!そういった経験をしたことがある人も少なくないでしょう。突然エンジンがかからなくなる原因の多くはバッテリーによるものです。特に冬季はバッテリーに与える負担も大きくなり、そういったトラブルが発生しやすい時期でもあります。 突然エンジンがかからない!なんて事にならないよう、早めにバッテリーは交換しましょう。

バッテリーとは

バッテリーの役割

すでにみなさんもご存知のとおり、クルマというのは「エンジン」と「燃料(ガソリン・軽油)」だけで動いているわけではありません。そこには「バッテリー」という、非常に大切な装置が存在します。

バッテリーは、クルマに電気を貯めておく装置のことで、エンジンをかける際、バッテリーに蓄電されている電気をセルモーターに供給することで、はじめてエンジンが始動します。ちなみに、もっとも多くの電力が必要とされるのが、前述したエンジン始動時です。

また、バッテリーはエンジンを始動させるためだけにあるものではなく、ヘッドライトやルームランプ、ナビ・オーディオ、エアコンなど、あらゆる電装品の主電源としても多く使用されています。

つまりバッテリーというのは、クルマを始動し、走行させるためだけの装置なのではなく、クルマを安全・快適に使用するために必要不可欠な、非常に重要な役割を担う部品なのです。

バッテリーの交換時期

なお、バッテリーは消耗部品となるため、必ず交換しなければならない時期がやってきます。一般的には2年~5年が、バッテリーの寿命だとされています。もちろんクルマの使い方によっても寿命の長さは異なり、特に「普段クルマを動かさない」「夜間走行が多い」「チョイ乗り」のようなクルマの使い方は、バッテリーの寿命を極端に縮める原因となるので、注意が必要です。

バッテリーは、基本的にクルマを走らせることで充電する仕組みとなっているので、定期的なドライブを心がけたいところです。

バッテリーの種類

さて、続いてはバッテリーの種類についてです。一般的にクルマに使用されるバッテリーの種類は「開栓型」「密閉型」「ドライ」「アイドリングストップ車用」「ハイブリッド車用補機バッテリー」の5種類です。

開栓型バッテリーとは

クルマの多くに使用されているのが、こちらの開栓型バッテリーです。開栓型は、バッテリー内に充填されている液が蒸発して減ってしまうので、液を補充したりするなど、定期的なメンテナンスが必要となります。

密閉型バッテリーとは

密閉型は開栓型とは違い、気密性が高く、バッテリー液が蒸発して減ってしまうということがありません。つまり、バッテリー液を補充するなど、定期的なメンテナンスを行う必要もなく、バッテリー自体の寿命が来るまでメンテナンスフリーで使用することができます。

ドライバッテリーとは

通常のバッテリーは、中に金属が入れられており、その金属とバッテリー液とが合わさることで電気が発生します。一方ドライバッテリーは、バッテリー液を染み込ませた繊維を金属に挟み、それぞれ密閉しています。そのため、横向きに置いても液漏れすることもありません。また、通常のバッテリーより遥かに軽量かつパワフルであることから、レーシングカーなどによく使用されています。

アイドリングストップ車用バッテリー

信号待ちなどで停止した際、エンジンも停止させ、消費燃料を抑えるアイドリングストップ。アイドリングスットプは、エンジンの再始動率が非常に多く、沢山の電力を必要とします。そのため、通常のバッテリーよりも大容量でさらに素早い充電性能が求められます。よって通常のバッテリーに比べると高価で、消耗も早くなります。

ハイブリッド車用補機バッテリー

プリウスをはじめ、ハイブリッド車はバッテリーを2つ搭載しています。ひとつはモーターを動かす「駆動用バッテリー」で、もうひとつはエンジンを動かすための「補機バッテリー」です。

なお、双方のバッテリーのうち、後者の補機バッテリーが通常車のバッテリーにあたります。ちなみに、補機バッテリーは、通常のバッテリーに比べて容量も大きく高性能となっているので、その分価格も高くなります。

このように、バッテリーと一言でいっても5つの種類に分かれているので、バッテリーを交換する際は、自身のクルマがどの種類に適しているかなど、事前にしっかり調べる必要があります。

バッテリーの交換

バッテリーの種類もわかったところで、続いて実際にバッテリーを交換する方法をご紹介します。なお、交換方法は車種によって若干異なる場合がありますが、大きな違いはありません。

バッテリーの交換手順その1:バッテリーを外す

1.ライト類など電装系のスイッチを全てオフにし、エンジンを止め、キーを外します。

2.電気の流れを遮断するため、バッテリー端子の「-(マイナス)」を外します。

3.「-(マイナス)」端子を外したら、次に「+(プラス)」端子を外します。

4.バッテリーを固定しているステー(金具)を取り外します。

5.バッテリーをゆっくり持ち上げ、取り外します。

バッテリーの交換手順その2:新しいバッテリーに交換

1.新しいバッテリーを所定の台に置き、バッテリーを固定するステー(金具)を取り付けます。

2.バッテリーを外した時とは逆で「+(プラス)」側の端子から取り付けます。

3.「+(プラス)」の端子を取り付けたら、「-(マイナス)」の端子を取り付けます。※両端子ともにそれぞれナットでしっかり固定しますが、あまりナットを締めすぎると、破損の原因となるので注意してください。

バッテリーの交換手順その3:エンジンをかける

すべての手順が一通り終了したら、バッテリー本体にぐらつきがないかなどの最終確認を行い、問題等なければエンジンをかけ、バッテリー交換は完了です。なお、バッテリーは有害物質を多く含んでいるため、外した古いバッテリーは家庭ごみとして捨てることはできません。そのため、処分はバッテリー購入店やガソリンスタンドなど、バッテリー回収サービスを利用し、処分するようにしてください。

まとめ

さて、今回はクルマのバッテリーについて、交換方法などを交えてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。ここでお伝えしてきたとおり、バッテリーはクルマにとって、非常に重要な部品であり、バッテリーなくしてクルマを走らせることはできません。

なお、冬季はバッテリーが上がるなどのトラブルが発生しやすい時期でもあります。そのため、ある程度長期間使用し続けている場合は、早めの交換をオススメいたします。