車についているラジエーターはどんな役割を持っている?

2018年11月28日

車についているラジエーターはどんな役割を持っている?

ラジエーターという言葉を聞いたことがある、という人は多いかと思います。しかし、どのような役割があるのか?を知らないという人がほとんどです。この記事ではラジエーターの役割や、ラジエーターのメンテナンス方法について解説していきます。

ラジエーターってなに?

ラジエーターは蒸気や温水を利用した暖房装置の熱放射器です。こんな難しい言葉を並べていては、なにがなんだかわからないという人がほとんどでしょう。簡単に言えば、人間の汗と同じようなものです。人間は汗によって、温度調節を行なっています。車も温度調節を行わなくてはならないのですが、その温度調節を行っているのがラジエーターです。

ラジエーターの中には冷却水が含まれており、その冷却水を利用して温度調節をしてくれます。仕組みもとても簡単です。走行することでラジエーターに風が当たり、その風によって、ラジエーター内の冷却水が冷やされます。冷えた冷却水はラジエーターのホースを伝って、エンジンの中の水路に流れていきます。エンジンの中に入った冷却水はとても冷たいので、エンジンの中を冷やします。

しかし、冷却水は冷気を失うため、再びラジエーターの中に入っていき、そこで再度冷却されるのです。冷却水はとても熱いエンジンを通るので、100度の温度になることがあります。100度ともなると、泡が出てきます。その泡が密閉されたエンジンやラジエーターの中で発生すると、爆発してしまうことがあるのです。

そうならないためにも、ラジエーターキャップで加圧をして、泡を押さえているのです。また、車が走行していない時もエンジンを稼働させていることがあります。その時は冷却水が走行中の風によって冷えることはありません。なので、クーリングファンが稼働し、扇風機という役割をしています。走行していなくても、クリーニングファンによって、冷却水を冷やしているのです。とても便利ですよね。ラジエーターの仕組みを覚えておくことで、エンジンに異常が発生した場合や、車に不具合が起こった場合にすぐに対処することができます。

ラジエーターの役割

ラジエーターの役割は上記でも少し説明しましたが、エンジンを冷却する役割があります。エンジンを稼働させるために、エンジンの中で爆発を起こしているのですが、爆発が起きるとエンジンが物凄く熱くなります。

それを冷却させなくては、エンジンが故障する原因にもなるのです。ラジエーターがない場合、オーバーヒートしてしまい、車が動かなくなります。冷却水を貯蓄して、冷やして、エンジンルームに流し込むという重要な役割を補っているので、ラジエーターはなくてはならない存在です。

ラジエーターのメンテナンス

ラジエーターはメンテナンスも行わなくてはなりません。メンテナンスを行わなくては、それこそ、オーバーヒートしてしまうのです。では、ラジエーターのメンテナンス方法について紹介していきます。

冷却するための部品交換

冷却系の部品(ラジエーターのファンやサーモスタット)が壊れてしまうと、ラジエーターが稼働しなくなります。そのまま放置しておくと、オーバーヒートしてしまうのです。なので、故障かな?と思ったら、部品を交換するために、ディーラーや整備工場に点検に出しましょう。どれか1つの部品が壊れてしまうと、エンジンが冷えない原因になります。点検で異常が見つかった場合、すぐに冷却系の部品を交換してもらいましょう。

冷却水の補充

冷却系の部品が壊れていない場合、冷却水が漏れていることもあります。冷却水が漏れている場合、水道水を入れてもいいのですが、ラジエーターを故障させる原因にもなります。なので、冷却水の漏れを発見した場合、ディーラーや整備工場に持っていって、冷却水を補充してもらいましょう。

冷却水の交換

冷却水の交換も定期的に行ないましょう。目安としては2年に1回の車検の際に交換するといいでしょう。交換方法はとても簡単です。

必要な道具

  • 新しいラジエーター冷却水
  • 軍手
  • 水道水
  • 計量ができる容器

冷却水を出す

まずは冷却水を出します。ラジエーターの下にあるドレンコックを開けて、ラジエーターキャップを開けると冷却水が全て流れてきます。

水道水を入れる

次にドレンコックを閉めて、水道水を入れていきます。

エンジンを稼働させる

水道水を入れたまま、エンジンを稼働させます。これはラジエーターを綺麗に洗浄するためです。この時、ヒーターも稼働させておきましょう。5分くらいエンジンを稼働させたら、水道水を抜きます。

水を出す

そして、再度水道水を入れます。これを何度か繰り返します。水道水が透明になればラジエーターが綺麗になった証拠です。

冷却水をいれる

そして、冷却水を適切な量入れます。原液と水を入れましょう。

エア抜きをする

ラジエーターキャップを開けたまま、エンジンを稼働させてエア抜きをします。エア抜きが完了したら、減った分の水を入れます。

キャップを閉める

キャップを閉めて冷却水の交換は完了です。とても簡単なのでやってみましょう。

ラジエーターの掃除

ラジエーターフィンという部分は自分で掃除できます。掃除することで冷却機能をアップできるのです。水とブラシで優しく洗ってあげましょう。

ラジエーターキャップの交換

ラジエーターキャップはネットなどで販売されています。ラジエーターキャップは加圧を調節するのにとても大切です。なので、こまめに交換するほうがいいでしょう。このようにしっかりとラジエーターをメンテナンスしましょう。自分で確認し、異常があった場合はディーラーや整備工場で点検してもらってください。

まとめ

ラジエーターはエンジンを冷却するために必要です。ラジエーターがなくては、オーバーヒートしてしまうのです。ラジエーターを定期的にメンテナンスし、維持しましょう。ぜひ参考にしてみてください。