オイルエレメント交換とは?方法について編集部がわかりやすく解説!

2018年03月22日 (更新:2018年05月23日)

オイルエレメント交換とは?方法について編集部がわかりやすく解説!

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オイルエレメントとは、エンジンオイルをきれいにするための部品です。車を安全かつ快適に走行させるためには、定期的な交換が必要とされています。今回は、オイルエレメントの役目とその交換方法を紹介します。

オイルエレメントとは?

オイルエレメントの画像
引用元:CARTUNE
CARTUNEユーザーのエイchangさんの スズキ ジムニーのオイルエレメント交換

オイルエレメントの役割

オイルエレメントはオイルフィルターとも呼ばれており、エンジンオイルをきれいにするためのろ過装置のことです。自動車のエンジンオイルには、細かい金属片などの不純物が混入することがあります。これらの不純物はエンジンの摩耗や焼き付きなどの原因となり、エンジンの寿命を短くします。オイルエレメントは、不純物をろ過することでエンジンを守っています。

オイルエレメントの構造

オイルエレメントは、ろ紙・パッキン・ケースなどからなります。

直径10㎝以下の小さな円筒ケースの中に、長さ数メートルのろ紙が織り込まれています。オイルエレメントの性能はろ紙のたたみ方に大きく依存しています。高性能なオイルエレメントは、ろ紙がしっかりと折りたたまれているそうです。

また、オイルエレメントが完全に目詰まりしたときにエンジンオイルを循環させる機構もあります。ただし、この機構が発動するまでオイルエレメントを使いきることはほとんどありません。

オイルエレメントの種類

エンジンオイルの種類にこだわる人が多い一方、オイルエレメントの種類については無頓着な方が多いのではないでしょうか。高性能なエンジンオイルを使っていてもオイルエレメントがよくなければ、本来の性能を発揮することができません。

オイルエレメントは、純正品だけでなく多数の社外品が用意されています。高速走行や短時間の運転などはエンジンに負荷を与えます。そのような運転をされる方は、高級な社外品を使うとよいでしょう。2種類のろ紙が組み込まれたものや、磁石を用いて金属片を吸着するものなど、実に多種多様です。

オイルエレメント交換に必要なもの

オイルエレメント交換は、オイル交換と同時に行う作業です。オイル交換時に必要なものに加えて、以下のような工具が必要です。なお、オイル交換時に必要なものは、リンク先の記事でご確認ください。

新しいオイルエレメント

オイル交換作業を始めてしまうと、車で買いに行くことができません。新しいオイルエレメントを、必ず作業を始める前に準備しておきましょう。

メーカーや車種によって、適合する部品は異なります。大手カー用品店のウェブサイトや店頭で、自分の車に適合する部品を検索することができます。わからない方は検索して、間違った部品を注文することがないように気を付けましょう。

オイルエレメントとエンジンオイル
引用元:CARTUNE
CARTUNEユーザーのソバットさんの投稿です。新品のオイルエレメントは、写真左のような直方体の箱に入っています。

オイルエレメントレンチ

オイルエレメントを取り外すときに使う、専用のレンチです。ラチェットレンチを取り付けて使用するカップ型、大きさに関わらず使用できるバンド式、挟み込む形状をしたプライヤタイプ、など数種類の形状があります。

カップ型は、ラチェットレンチを取り付けると簡単に回すことができます。このタイプは、滑ることなく確実に使うことができますが、大きさが違う物には使うことができません。また、ラチェットレンチがなければ使うことができません。

他方、バンド式とプライやタイプは、さまざまな大きさのオイルエレメントに対して使うことができます。しかし、滑りやすいという欠点があります。また、取り付け場所の周りに隙間がない場合は、作業が困難です。

それぞれの特徴を理解したうえで使いやすいものを選びましょう。

オイルエレメントレンチ
引用元:Amazon.com, Inc.
最も一般的な、カップ型オイルエレメントレンチです。
オイルエレメントレンチ
引用元:Amazon.com, Inc.
自在に大きさが変化する、バンドタイプのオイルエレメントレンチです
プライヤー型オイルエレメントレンチ
引用元:Amazon.com, Inc.
プライヤー型のオイルエレメントレンチも、様々なサイズに対応できます

オイルエレメント交換の方法

オイルエレメント交換は、オイル交換と同時に行う作業です。車を持ち上げ、ドレンボルトを外し、オイルを抜くまでの手順は、オイル交換方法についての記事をご覧ください。オイルエレメント交換の際は、「車が持ち上げられていること」と「エンジンオイルが抜かれていること」が必要です。

なお、作業は安全が確保できる水平なところで行います。もちろん、タバコやライターなどの火器を使用してはいけません。

事前の準備

まず、「エンジンオイルが抜かれていること」と「車が安全にジャッキアップされていること」を確認します。リジッドラックなどで車が固定されている必要があります。

車種によってはアンダーカバーが装着されていて、オイルエレメントを直接取り外すことができない場合があります。そのような場合は、先にアンダーカバーを外してから交換作業を行います。

オイルエレメントを外す

オイルエレメントに手が届くようになれば、オイルエレメントの下に廃油処理箱を置きます。次に、オイルエレメントレンチをオイルエレメントにはめて、少しずつゆるめます。オイルエレメント内に溜まったエンジンオイルが漏れてくるので、手が汚れないように気を付けながらゆっくりと行います。

オイルエレメントを取り付ける

オイルエレメント装着部にゴミが付いていると、オイル漏れの原因になります。取り付け前に、汚れてもいい布で清掃するとよいでしょう。また、取り付け前にゴム製のパッキン部分にオイルを薄く塗ります。こうすることで、取り付け時にパッキンが損傷することを防ぎます。また、オイル漏れの原因をなくすことにもつながります。

取り付ける際は強く締めすぎないようにします。トルクレンチがある場合は、規定トルクに従って装着してください。ない場合は、オイルエレメントがエンジンに当たった時点からの回転角で調整します。オイルエレメントに目印が付いている場合もありますので、参考にしながら行うとよいでしょう。

この後の手順は、ジャッキから降ろす・エンジンオイルを入れる・量を確認する・廃油を処理するなど、エンジンオイル交換時と同じです。

その他の注意

オイルエレメントを交換するときは、エンジンオイルのみを交換するときに比べて必要なエンジンオイルの量が多くなります。用意するエンジンオイルの量に注意しましょう。また、新しいオイルエレメントに次の交換時期を記入しておくとよいかもしれません。

おわりに

いかがでしたでしょうか。このように、オイルエレメント交換は誰でも行うことができる作業です。次の交換のタイミングに、是非挑戦してみてください。また、CARTUNEではオイルエレメント交換の投稿もたくさんあります。愛車と同じ車の投稿も見つかるかもしれませんので、ぜひ検索してみてください。

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