高い走破性能や硬派さを売りとする日産のSUV、エクストレイル。今回はそんなエクストレイルのカスタム例を紹介します。
エクストレイルってどんなクルマ?
エクストレイルは、2000年に登場した初代から一貫してその走破性の高さやアウトドアでの使いやすさを売りにし続けてきており、国産の中型SUVの中でも非常に硬派なキャラクターを持つ一台です。
その個性的なキャラクターから根強い人気を誇り、初代の登場から18年も経過した現在でもアウトドアで使い倒せるタフギアとして多くのファンに愛され続けています。
今回はそんなエクストレイルの可能性をさらに広げる個性的なカスタム例をCARTUNEの投稿から紹介します。
アメリカンな要素を取り入れたちゃんたけさんのT31型エクストレイル
アメリカンピックアップトラックのような黒いホイールに、要所要所に取り入れられたステッカーボムなどアメリカンな要素を盛り込んだちゃんたけさんの2代目T31型エクストレイル。
エクストレイルはこの2代目まで北米では売られていませんでしたが、それでもこのカスタムはアウトドアで遊ぶ道具としてのエクストレイルのキャラクターを充分に引き出しています。飛び石による傷からボディを守るボンネットガードなど、実用的なパーツが多くチョイスされているのもこのクルマのポイントの一つです。
このようなカスタムの他にもオーナーであるちゃんたけさんは、三菱のアクティブギアシリーズのように外装や内装の一部にオレンジの差し色を入れるなど新しいことに挑戦し続けているそうで、今後どのようなモディファイが施されていくのか非常に楽しみな一台です。
流用カスタムで大きく印象を変えたれおさんのT30型エクストレイル
ベンツの純正フロントグリルを移植したり、ランドクルーザープラド用のグリルガードを装着することで、ノーマルのエクストレイルとは一味も二味も異なる重厚感を実現しているのがれおさんの初代T30型エクストレイルです。
流用パーツだけでなく、テールランプユニットやリアエアロなど自作パーツも多く盛り込まれています。これらのカスタムにより、れおさんのエクストレイルは欧米の高級SUVのような雰囲気を漂わせています。
凝っているのは外装だけではありません。内装もシートカバーやインパネ塗装により統一感、そして高級感のある仕上がりとなっています。エクストレイルにラグジュアリーな派生車が存在していたらこんな感じなのだろうと感じさせる一台です。
純ベタで仕上げたHANOTANさんのT32型エクストレイル
HANOTANさんの3代目T32型エクストレイルは、エアロパーツ等は純正のまま車高を大きく下げる「純ベタ」スタイルで仕上げられています。そのスタイルに組み合わされるのは磨き上げられたワンオフマフラーやGTウィング、ワークエモーションといったスポーツカー向けのアイテムです。
一見エクストレイルのようなタフなSUVには水と油の関係のように思えるこれらのアイテムですが、エクストレイルの力強くかつグラマラスなデザインとパーツの合わせ方の巧みさにより、見事な調和を生み出すと同時に、エクストレイルのデザインが秘めた魅力を開花させています。
実用性や走破性だけにとどまらないSUVの価値を感じさせてくれるカスタムと言えるでしょう。
終わりに
いかがでしたでしょうか。今回紹介したカスタム例はエクストレイルのカスタムの中でもほんの一部です。皆さんもぜひ様々なエクストレイルカスタムを探し、そしてエクストレイルのオーナーさんはそれを参考にエクストレイルのカスタムを楽しんでみましょう